展開後のトラブルシューティングの問題

適用対象: System Center Essentials 2010

System Center Essentials 2010 を展開した後に問題が発生する場合、次の情報が問題の診断と解決に役立つ場合があります。

SQL Server 管理パック イベントの説明、"サービスの状態を取得中にエラーが発生しました"

問題: Microsoft SQL Server 2005 または SQL Server 2008 Management Pack をインポートする場合、サービスの状態の取得中に発生したエラーを報告するメッセージが表示される可能性があります。これは、SQL Server 管理パックで SQL Server 全文検索サービス モニターが実行されていながら、SQL Server 全文検索サービスが実行されていない場合に発生する可能性があります。

対応策: このメッセージに関するレポートを受け取らないようにするには、管理パックで SQL Server 全文検索サービス モニターを無効にできます。この問題の詳細については、「SQL Server 管理パック ガイド」(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=185254) の「付録: 既知の問題」を参照してください。

管理の概要ウィンドウ内の情報が自動的に更新されない

問題:[管理の概要] ウィンドウに表示される一部の情報が、自動的に更新されない。

対応策: コンソール内の別のワークスペースへ移動してから、[管理の概要] ウィンドウに戻ります。

更新プログラム、インストールされたソフトウェア、およびインベントリが "不明" として表示される

問題: Windows Update エージェントが正しく構成されていない、または Essentials 管理サーバーにステータス情報を送り返すことができない場合、次の症状が見られる可能性があります。

  • 管理コンピューターの更新ステータスが "不明" として報告される。

  • コンピューターのプロパティに、多数のハードウェア インベントリ属性 ([オペレーティング システム]、[ハード ディスク]、[製造元]、および [メモリ] を含む) が、"不明" または空欄として表示されます。

  • コンピューターのインストール済みソフトウェアを表示すると、情報が表示されない。

  • イベント ビューアーに、イベント ID 13022: "多数のクライアント コンピューターがインベントリを報告していません。今までに <X> 個が検出されました。" と表示される。

Essentials 2010 で、インストールされているソフトウェア、更新プログラムまたはインベントリの正確なステータス情報が表示されない場合、次の対応策の 1 つ以上を使用して、問題を解決します。

対応策: グループ ポリシーの構成を確認します。

管理コンピューターが、グループ ポリシーを受け取って適用していない場合、Essentials 管理サーバーにステータスを報告しません。

管理コンピューター上のグループ ポリシーの構成を確認するには

  1. Essentials 管理サーバーに報告していない管理コンピューター上で、レジストリ エディターを開き、HKLM\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate へ移動します。WUServer の値と WUStatusServer の値が "https://<FQDN of your Essentials server>:8531" に設定されていることを確認します。値が Essentaisl 管理サーバーに設定されている場合、代わりに Windows Update ログを確認する対応策を試すか、手順 2 へ進みます。

  2. ドメインベースのグループ ポリシーを使用するように Essentials 管理サーバーを構成した場合、管理コンピューターが、Active Directory ドメインの [ユーザー] コンテナーにある SCE Managed Computer <管理グループ名> セキュリティ グループのメンバーであることを確認します。コンピューターがこのグループのメンバーでない場合、セキュリティ グループにコンピューターを追加してから、管理コンピューターを再起動します。

  3. ドメインベースのグループ ポリシーを使用するように Essentails 管理サーバーを構成した場合、管理コンピューターのコマンド プロンプトで「gpresult.exe /v」と入力し、コンピューターが SCE Managed Computer <管理グループ名> グループ ポリシーを受け取っているかどうか判定します。詳細については、「Create a Group Policy Object (グループ ポリシー オブジェクトを作成する)」 (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=161344)を参照してください。

  4. ローカル グループ ポリシーを使用するように Essentials 2010 を構成した場合、管理コンピューター上のローカル グループ ポリシー オブジェクトを構成するスケジュールされたタスクが 1 日に一度実行されます。"ポリシーの結果セット" (rsop.msc) を実行して、ローカル グループ ポリシー オブジェクトに Windows Update エージェントの構成を上書きしている Active Directory グループ ポリシー (優先順位が高い) があるかどうかを判定します。

対応策: 管理コンピューターの Windows Update ログを確認します。

Windows Update エージェントが Essential 管理サーバーに報告するように構成されていることを確認しても、まだこの問題が発生する場合には、管理コンピューター上の Windows Update ログを見て、エージェントが Essentials 管理サーバーに連絡を試みており、その試みが成功していることを確認します。

  1. 管理コンピューターの Windows Update ログを開きます。ログは、%windir%\windowsupdate.log にあります。

  2. ログ ファイルの下方へスクロールし、最後に連絡した試みを探します。ログに送信失敗の警告が含まれている場合、Essentials 管理サーバーに連絡する試みは失敗しています。

対応策: 重複している SUSClient ID を確認します。

多数の管理コンピューターが Essentials 管理サーバーに報告していない場合で、イメージ ファイルを使用してコンピューターにオペレーティング システムをインストールしている場合は、この問題の最も可能性の高い原因は、管理コンピューターが同じ SUSClientID を共有していることです。Essentials 2010 の WSUS テクノロジは、SUSClientID を使用して、Essentials 管理サーバーに連絡している各管理サーバーを一意に識別します。複数のコンピューターが同じ SUSClientID を使用している場合、Essentials 管理サーバーに報告する最初のコンピューターのみが完全に管理されます。

使用環境がこの状態になっている場合、この問題を解決する方法について、次の記事またはブログ エントリを参照してください。

対応策: ISA ファイアウォール クライアントの構成を確認します。

Secure Socket Layer (SSL) ポートが有効になっており、ポート 8531 が SSL ポート用に定義されていることを確認します。ISA ファイアウォール クライアントの構成の詳細については、「System Center Essentials 2010 のファイアウォールの例外」を参照してください。