Operations Manager エージェントのインストール方法

 

適用対象: System Center 2012 R2 Operations Manager,System Center 2012 - Operations Manager,System Center 2012 SP1 - Operations Manager

Operations Manager エージェントは、コンピューターにインストールされるサービスの 1 つです。 エージェントは、データの収集、サンプル データと定義済み値の比較、アラートの生成、応答の実行を行います。 管理サーバーは、構成を受信して、その構成を監視対象コンピューター上のエージェントに配信します。 Operations Manager エージェントをコンピューターにインストールするために使用できる方法はいくつかあります。

  • オペレーション コンソールの検出ウィザードを使用してインストールできます。この方法をプッシュ インストールとも言います (その他の方法はすべて手動インストールと見なされます)。 この方法は、Windows、UNIX、および Linux のオペレーティング システムを実行しているコンピューターに使用します。

  • Operations Manager のインストール メディアからセットアップ ウィザードを実行し、Windows を実行しているコンピューターに直接エージェントをインストールできます。

  • コマンド ラインを使用して、Windows、UNIX、および Linux のオペレーティング システムを実行しているコンピューターに直接エージェントをインストールできます。

検出ウィザードを使用してエージェントをインストールするには、エージェントで管理するコンピューターのファイアウォール ポートが開いている必要があります。 また、エージェントをインストールするコンピューターのローカル管理者であるアカウントが必要です。

[!メモ]

エージェントのポート要件の詳細については、『展開ガイド』の「エージェント監視とエージェントレス監視」を参照してください。

検出ウィザードを使用してインストールしたエージェントは、オペレーション コンソールで管理できます。たとえば、エージェントのバージョンの更新、パッチの適用、エージェントの報告先の管理サーバーの構成などを行うことができます。

エージェントを手動でインストールした場合は、エージェントの更新も手動で行う必要があります。 エージェントの管理グループへの割り当てには、Active Directory 統合を使用できます。 詳細については、「Active Directory と Operations Manager の統合」をご覧ください。

参照

検出ウィザードを使ってエージェントを Windows にインストールする
検出ウィザードを使ってエージェントを UNIX および Linux にインストールする
MOMAgent.msi セットアップ ウィザードを使ってエージェントをインストールする
コマンド ラインを使ってエージェントをインストールする
コマンド ラインを使用して UNIX および Linux コンピューターにエージェントと証明書をインストールする
UNIX および Linux コンピューターの証明書の管理
エージェントの手動インストール プロセス
オブジェクト検出に上書きを適用する
エージェントの構成
MOMAgent コマンドを使用してエージェントを管理する例
Upgrading and Uninstalling Agents on UNIX and Linux Computers (UNIX および Linux コンピューター上のエージェントのアップグレードおよびアンインストール)
UNIX および Linux コンピューターからのエージェントの手動アンインストール
Windows ベースのコンピューターからエージェントをアンインストールする