■ Windows アプリケーションの利点
Visual Basic .NET で Windows アプリケーションを作成する利点
Windows フォーム (リッチな GUI をもつアプリケーションを簡単に開発)
生産性を Up する開発環境
Visual Basic .NET では、 Windows フォームを利用して、リッチなユーザーインターフェイス機能を持つアプリケーションを作成できます。
Windows フォームから、XML Web サービスへアクセスしたり、ADO.NET で取得したデータをコントロールにバインドして利用したりすることができます。また、.NET Framework の提供する、より高度な描画機能 (GDI+) や、今まで苦労してきた Windows API の代わりとなる機能を簡単に利用することができます。
Visual Basic .NET になっても、クリックやドラッグ & ドロップ操作などを中心とした、従来どおりの開発のしやすさは変わりません。
また、Windows アプリケーション開発の生産性をさらに Up するいくつかの機能が追加されています。
インプレースメニュー編集
インプレースメニューを利用すると、Visual Basic 6.0 のときよりも、直感的にメニューを作成することができます (図 3) 。
図 3:メニューの作成がカンタンに
アンカリング
アンカリングの機能を利用すると、ウィンドウの大きさにかかわらず、常に右上からの位置を一定に保つことができるボタンをコーディングなしで簡単に実現できます (図 4) 。
図 4:上からの位置と右からの位置を固定すると
タブオーダー
タブオーダーも、フォーカスを移動させたい順にコントロールをクリックしていくだけで簡単に設定できます (図 5)。
図 5:タブオーダーもクリックするだけ