ピクセル縦横比の基礎

ピクセル縦横比は、ピクセルの高さ (y) に対する幅 (x) の比です。正方形のピクセルは比が 1:1 ですが、正方形ではない (長方形) ピクセルは高さと幅が同じではありません。この概念は、フレーム縦横比と似ています。フレーム縦横比は、映像全体の幅と高さの比です。一般に、テレビのピクセルは長方形で、コンピュータのピクセルは正方形です。したがって、コンピュータのモニタでは正しく表示される映像が、テレビの画面では歪んで表示されます。このことが特にはっきりわかるのは球形のイメージです。Microsoft Expression Encoder では、非正方形ピクセルのメディアを正しく表示し、非正方形ピクセルのコンテンツを出力するためのオプションを設定できます。

イメージのフレーム縦横比は、必ずしもピクセル縦横比を示していない場合があることに注意する必要があります。フレーム縦横比が 16:9 のワイドスクリーン イメージは、正方形ピクセルまたは非正方形ピクセルで構成できます。たとえば、フレーム縦横比が 720 × 486 のデジタル ビデオは、通常、ワイドスクリーン ビデオと見なされ、長方形のピクセルを使用して作成されます。一方、同じフレーム縦横比のイメージは、実際にはイメージ編集プログラムで作成され、したがって、正方形ピクセル環境で作成されている可能性があります。

ピクセル縦横比

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非正方形ピクセルのビデオ ソースを、ピクセルが正方形であるものとしてエンコードすると、次の図で示すように出力が歪みます。

長方形のピクセルを使用して作成された円 (左) と、コンピュータのモニタで表示した同じ円 (右)。

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イメージ ソースのフレーム縦横比 (Ix:Iy) および正確な高さと幅がわかっている場合は、次の式を使用してピクセル縦横比の x と y の値を知ることができます。

PixelAspectRatioX / PixelAspectRatioY = (Ix * height) / (Iy * width)

たとえば、イメージが 720 × 360 ピクセルで、フレーム縦横比がワイドスクリーン (16:9) の場合は、次のようになります。

PixelAspectRatioX=8 and PixelAspectRatioY=9
PixelAspectRatioX / PixelAspectRatioY = (16*360) / (9*720) = 8/9

Expression Encoder では、ユーザーがフレーム縦横比を選択または入力すると、この計算が自動的に実行されます。詳細については、「ビデオの縦横比を設定するには」を参照してください。

Cc294571.alert_caution(ja-jp,Expression.10).gif注意 :

現在、Microsoft Silverlight は正方形ではないピクセルの表示をサポートしていません。