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ビデオおよびオーディオの挿入

Microsoft Expression Blend では、オーディオ、ビデオなどのメディア ファイルをプロジェクトに追加できます。

プロジェクトへのメディア ファイルの追加方法については「作業中のドキュメントにイメージ ファイルを挿入する」および「作業中のドキュメントへのオーディオまたはビデオ ファイルの挿入」を参照してください。

オーディオ

Expression Blend は、AIF、AIFC、AIFF、ASF、AU、MID、MIDI、MP2、MP3、MPA、MPE、RMI、SND、WAV、WMA、WMD などのオーディオ ファイル形式をサポートしています。これらのファイル形式は、すべて Windows Media Player 10 でサポートされています。

Noteメモ :

Microsoft Silverlight は、MP3 と WMA ファイル形式のみをサポートしています。

オーディオ ファイルをプロジェクトに追加した後で、アートボードにオーディオを追加するには、[プロジェクト] パネルでオーディオ ファイル名をダブルクリックするか、既存の MediaElement コントロールの [Source] プロパティをオーディオ ファイルの名前に設定します。

Noteメモ :

オーディオ タイムラインを含むストーリーボードを反転して、Expression Blend のオーディオ クリップを反転することはできません。

ビデオ

Expression Blend は、ASF、AVI、DVR-MS、IFO、M1V、MPEG、MPG、VOB、WM、WMV などのビデオ ファイル形式をサポートしています。これらのファイル形式は、すべて Windows Media Player 10 でサポートされています。

Noteメモ :

Silverlight は、WMV ファイル形式のみをサポートしています。

これ以外の種類のビデオ ファイルをドキュメントに挿入することはできませんが、MediaElement コントロールを使用してプロジェクトに追加することはできます。このようなビデオをアプリケーションの実行時に再生できるようにするには、[アセット] パネルから Ee371150.0d8b8d29-1af9-418f-8741-be3097d76eab(ja-jp,Expression.40).png [MediaElement ] コントロールをドキュメントに追加し、その [Source ] プロパティを、目的のメディア ファイルの種類 (Expression Blend で認識されない種類) に設定します。

Noteメモ :

ビデオ タイムラインを含むストーリーボードを反転して、Expression Blend のビデオ クリップを反転することはできません。

Noteメモ :

Expression Blend でメディアを使用するには、Windows Media Player 10 をインストールしておく必要があります。Windows Media Player 10 は、Windows Media Ee371150.xtlink_newWindow(ja-jp,Expression.40).png の Web サイトからダウンロードできます。

WPF プロジェクトのオーディオとビデオ

ドキュメントにオーディオ ファイルまたはビデオ クリップを挿入したら、[オブジェクトとタイムライン] パネルに作成されるメディア タイムラインを使用して再生を制御することができます。メディア タイムラインでは、次の操作を実行できます。

  • [オブジェクトとタイムライン] パネルで選択したメディア要素のプロパティを変更します。[プロパティ] パネルの [メディア] カテゴリでは、ボリューム、バランス、速度などのプロパティを変更できます。

  • [ツール] パネルの [選択内容] ツール Ee371150.2ff91340-477e-4efa-a0f7-af20851e4daa(ja-jp,Expression.40).png を選択し、灰色のタイム バーをドラッグすると、タイムラインを手動で移動できます。影付きのタイム バーを右クリックし、繰り返し処理のオプションを選択することもできます。

    詳細については、「ループの設定」にあるトピックを参照してください。

  • [オブジェクトとタイムライン] パネルでメディア要素のコピーと貼り付けを行い、各種のタイム バーを動かすと、さまざまなタイミングで音声が再生されるようにスケジュール設定できます。

  • ボタンなどのコントロールを構成して、メディア タイムラインを開始および終了することができます。

    例については、「タイムラインでのトリガーを使用したメディア コントロール」を参照してください。

  • 分離コード ファイルのメディア タイムラインも、アニメーション タイムラインを変更する場合と同じ方法で変更します。詳細については、MSDN の「ストーリーボードの概要 Ee371150.xtlink_newWindow(ja-jp,Expression.40).png」を参照してください。次に、ストーリーボードを再生するために最低限必要な C# のコードの例を示します。

    using System.Windows.Media;
    using System.Windows.Media.Animation;
    // In a method...
    Storyboard audioResourceWav;
    audioResourceWav = (Storyboard)this.Resources["AudioResource_wav"];
    audioResourceWav.Begin(this);
    

メディアと他のタイムラインの同期

ストーリーボードにメディア (ビデオまたはオーディオ) とアニメーション タイムラインの両方が含まれている場合、読み込み時間が原因でメディア タイムラインが遅延していると、メディア タイムラインより前にアニメーション タイムラインが開始することがあります。XAML SlipBehavior 属性を使用すると、すべてのタイムラインを同時に開始できます。

タイムラインを同期する方法については、「アニメーションとメディアのタイムラインの開始時間の同期」を参照してください。

Silverlight プロジェクトのオーディオとビデオ

オーディオ ファイルまたはビデオ クリップをドキュメントに挿入した後、[オブジェクトとタイムライン] パネルで作成した SilverlightMediaElement オブジェクトのプロパティとイベントを使用して、オーディオ ファイルまたはビデオ クリップの実行時のビヘイビアー (再生、ダウンロードの進行状況、バッファリングの進行状況など) を制御できます。

詳細については、MSDN の「MediaElement States (Silverlight) Ee371150.xtlink_newWindow(ja-jp,Expression.40).png」を参照してください。

または、Microsoft Expression Encoder で Silverlight テンプレートを使用して、メディア プレーヤーを作成することもできます。

詳細については、「Silverlight の Expression Encoder テンプレートのカスタマイズ」を参照してください。

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