VariantType 列挙型

更新 : 2007 年 11 月

VarType 関数が返すバリアント オブジェクトの型を示します。

解説

VarType 関数を呼び出すときに、実際の値の代わりにコード内で列挙型メンバを使用できます。

VariantType 列挙型には、設定可能な Variant 型を識別するための定数が定義されています。次の表は、VariantType 列挙型メンバの一覧です。

メンバ

メンバ

定数

説明

Array

vbArray

配列。

Boolean

vbBoolean

Boolean (True または False)

Byte

vbByte

長整数型 (Byte)。0 ~ 255。

Char

vbChar

長整数型 (Char)。0 ~ 65535。

Currency

vbCurrency

通貨型 (Currency)。

DataObject

 

DataObject。

Date

vbDate

Date (0001 年 1 月 1 日 0:00:00 ~ 9999 年 12 月 31 日 11:59:59 PM)

Decimal

vbDecimal

Decimal (小数部分を持たない数値の場合、 -79,228,162,514,264,337,593,543,950,335 ~ 79,228,162,514,264,337,593,543,950,335 の範囲の値をとります。小数点以下 28 桁の数値の場合、 -7.9228162514264337593543950335 ~ 7.9228162514264337593543950335 の範囲の値をとります。絶対値の最小値は 0 を除いた場合、 0.0000000000000000000000000001 です。)

Double

vbDouble

Double (負の値の場合、-1.79769313486231E+308 ~ -4.94065645841247E-324。正の値の場合、4.94065645841247E-324 ~ 1.79769313486231E+308。)

Empty

vbEmpty

NULL 参照。

Error

 

System.Exception

Integer

vbInteger

長整数型 (Integer)。-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647。

Long

vbLong

長整数型 (Long)。-9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807。

Null

vbNull

NULL オブジェクト。

Object

vbObject

オブジェクト型 (Object) の変数には任意の型を格納できます。

Short

 

長整数型 (Short)。-32,768 ~ 32,767。

Single

vbSingle

Single (負の値の場合、-3.402823E+38 ~ -1.401298E-45。正の値の場合、1.401298E-45 ~ 3.402823E+38。)

String

vbString

String (0 個 ~ 約 20 億個の Unicode 文字。)

UserDefinedType

vbUserDefinedType

ユーザー定義型。構造体の各メンバの範囲はデータ型によって決まり、他のメンバの範囲とは関係しません。

Variant

vbVariant

Variant.

スマート デバイス開発者のためのメモ

この列挙型はサポートされていません。

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic

アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

参照

処理手順

方法 : 列挙型のメンバを参照する

概念

組み込み定数と組み込み列挙型

列挙型を使用する状況

参照

VarType 関数 (Visual Basic)