方法 : コードのセクションを折りたたんで非表示にする

更新 : 2007 年 11 月

#Region ディレクティブを使用すると、Visual Basic ファイルのコードをセクションごとに折りたたんで非表示にできます。#Region ディレクティブでは、Visual Studio コード エディタを使用するときに展開や折りたたみが可能なコードのブロックを指定できます。コードを選択して非表示にすると、管理しやすく読みやすいファイルになります。詳細については、「方法 : コードをアウトライン表示する/非表示にする」を参照してください。

#Region ディレクティブは、#If...#End If などのコード ブロック セマンティクスをサポートします。これらは、あるブロックで始まって他のブロックで終わることはできません。始まりと終わりが同じブロック内にあることが必要です。#Region ディレクティブは関数内ではサポートされていません。

コードのセクションを折りたたんで非表示にするには

  • 次の例のように、コードのセクションを #Region ステートメントと #End Region ステートメントの間に配置します。

    #Region "This is the code to be collapsed"
        Private components As System.ComponentModel.Container
        Dim WithEvents Form1 As System.Windows.Forms.Form
    
        Private Sub InitializeComponent()
            components = New System.ComponentModel.Container
            Me.Text = "Form1"
        End Sub
    #End Region
    

    1 つのコード ファイルで複数の #Region ブロックを使用できます。したがって、折りたたむことができるようにするプロシージャやクラスのブロックを各ユーザーが定義できます。また、ある #Region ブロックを他の #Region ブロックの中にネストすることもできます。

    6xywk05b.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    非表示にしたコードもコンパイルの対象となり、#If...#End If ステートメントにも影響しません。

参照

処理手順

方法 : 条件付きコンパイル定数を宣言する

方法 : コードをアウトライン表示する/非表示にする

概念

条件付きコンパイルの概要

参照

#Region ディレクティブ

#If...Then...#Else ディレクティブ