Visual Studio Tools for Office のインストール

  • [アーティクル]

更新 : 2008 年 7 月

Visual Studio Tools for Office ソリューションを開発するには、Visual Studio Tools for Office をインストールする必要があります。これは、Visual Studio 2008 の複数のバージョンで既定でインストールされます。Visual Studio Tools for Office、Visual Studio Tools for Office ランタイム、.NET Framework、および Microsoft Office プライマリ相互運用機能アセンブリをインストールするには、開発用コンピュータに対する管理者特権が必要です。

Visual Studio Tools for Office が含まれる Visual Studio エディション

Visual Studio Tools for Office は、Visual Studio の以下のエディションに含まれています。

  • Visual Studio 2008 Professional

  • Team Edition for Architects

  • Team Edition for Database Professionals

  • Team Edition for Developers

  • Team Edition for Testers

Visual Studio のハードウェア要件については、「Visual Studio のエディションとハードウェア要件」を参照してください。

開発用コンピュータに必要なインストール作業

Microsoft Office ソリューションを開発し、デバッグする前に、.NET Framework、Microsoft Office (サービス パックを含む)、Office プライマリ相互運用機能アセンブリ、および VBA (Visual Basic for Applications) をインストールする必要があります。インストール手順の詳細については、「方法 : 2007 Microsoft Office system を対象とする開発用に Visual Studio Tools for Office をインストールする」および「方法 : Microsoft Office 2003 を対象とする開発用に Visual Studio Tools for Office をインストールする」を参照してください。

Visual Studio Tools for Office ソリューションを作成または実行するためには、Microsoft Office プライマリ相互運用機能アセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) にインストールし、登録する必要があります。それによって、Microsoft Office アプリケーションの COM ベースのオブジェクト モデルと対話するマネージ コードを作成できるようになります。詳細については、「方法 : Office のプライマリ相互運用機能アセンブリをインストールする」を参照してください。

Microsoft Office SharePoint Server のワークフロー ソリューションを作成する場合は、Microsoft Office SharePoint Server 2007 がインストールされたコンピュータで開発を行う必要があります。詳細については、「方法 : SharePoint ワークフロー プロジェクト テンプレートを対象とする開発用に Visual Studio Tools for Office をインストールする」を参照してください。

Visual Studio Tools for Office では、開発用コンピュータに Microsoft Office 2003 と 2007 Microsoft Office system (または Word 2003 と Word 2007 などの同一アプリケーションの異なるバージョン) の両方を同時にインストールすることをサポートしていません。Microsoft Office の複数のバージョンに対応するソリューションを開発するためには、各バージョンを異なる開発用コンピュータで使用します。

エンド ユーザー コンピュータに必要なインストール作業

Microsoft Office ソリューションをインストールして実行する前に、.NET Framework、Microsoft Office (サービス パックを含む)、Office プライマリ相互運用機能アセンブリ、および Visual Studio Tools for Office ランタイムをインストールする必要があります。ランタイムには、Microsoft Office の 2003 リリースと 2007 リリースのそれぞれのソリューションをサポートする 2 つのバージョンがあります。詳細については、「方法 : Visual Studio Tools for Office ランタイムをインストールする」を参照してください。

Visual Studio Tools for Office ソリューションを作成または実行するためには、Microsoft Office プライマリ相互運用機能アセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュ (GAC) にインストールし、登録する必要があります。詳細については、「方法 : Office ソリューションを実行するための必須コンポーネントをエンド ユーザーのコンピュータにインストールする (2007 システム)」を参照してください。

これらのコンポーネントとインストール手順の詳細については、「方法 : Office ソリューションを実行できるようにエンド ユーザーのコンピュータを準備する (2003 システム)」および「方法 : Office ソリューションを実行するための必須コンポーネントをエンド ユーザーのコンピュータにインストールする (2007 システム)」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : Visual Studio Tools for Office ランタイムをインストールする

方法 : Office のプライマリ相互運用機能アセンブリをインストールする

概念

方法 : 2007 Microsoft Office system を対象とする開発用に Visual Studio Tools for Office をインストールする

方法 : Microsoft Office 2003 を対象とする開発用に Visual Studio Tools for Office をインストールする

方法 : SharePoint ワークフロー プロジェクト テンプレートを対象とする開発用に Visual Studio Tools for Office をインストールする

その他の技術情報

はじめに (Visual Studio Tools for Office)

履歴の変更

日付

履歴

理由

2008 年 7 月

プライマリ相互運用機能アセンブリ情報を変更

SP1 機能変更