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ランタイム サービスのサンプル

更新 : 2007 年 11 月

Bb772097.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このサンプルは Microsoft Office Excel 2007 でのみ動作します。

このサンプルでは、アドインに機能拡張インターフェイスを実装することによって Microsoft Office Excel 2007 のリボンのカスタマイズとカスタム作業ウィンドウを作成する方法を示します。

このサンプルは、次の機能拡張インターフェイスを実装して、カスタム作業ウィンドウを作成します。

  • Microsoft.Office.Core.ICustomTaskPaneConsumer。このインターフェイスを実装することにより、テキスト ボックスとボタンを含む作業ウィンドウを作成します。ユーザーがこのボタンをクリックすると、テキストボックス内の文字列がアクティブ ブック内のフォーカスがある範囲に追加されます。

  • Microsoft.Office.Core.IRibbonExtensibility。このインターフェイスを実装することにより、ユーザーがクリックして作業ウィンドウの表示/非表示を切り替えることができるトグル ボタンを追加します。

サンプル プロジェクトをコンピュータにインストールする方法については、「方法 : ヘルプにあるサンプル ファイルをインストールして使用する」を参照してください。

Bb772097.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このサンプルは機能拡張インターフェイスを使用してリボンのカスタマイズとカスタム作業ウィンドウを作成しますが、Visual Studio Tools for Office には、機能拡張インターフェイスの代わりに使用できるクラスとデザイナが用意されています。これらのクラスとデザイナによって、このサンプルが作成する機能の操作手順が簡略化されます。詳細については、「リボン デザイナ」および「カスタム作業ウィンドウの概要」を参照してください。

Bb772097.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

このサンプル コードは概念を示すことが目的であり、その概念に関連する部分だけを示しています。このコードは実行環境のセキュリティ要件を満たしていない可能性があり、このままの状態で使用することはできません。セキュリティ関連のコードやエラー処理コードを追加し、プロジェクトのセキュリティと堅牢性を高めることをお勧めします。Microsoft は、このサンプル コードを "現状のまま" 提供しており、一切保証しません。

Download sample

このサンプルを実行するには

  1. F5 キーを押します。

  2. リボンの [RuntimeServices] タブをクリックします。

  3. [VSTO] グループの [TaskPane] をクリックします。

    [Contoso] 作業ウィンドウが表示されることを確認します。

  4. 作業ウィンドウのテキスト ボックスに任意のテキストを入力します。

  5. [Insert] をクリックします。

    テキスト ボックスに入力したテキストがアクティブ ワークシート内のフォーカスがあるセルに追加されることを確認します。

  6. リボン上の [TaskPane] を再度クリックします。

    作業ウィンドウが閉じることを確認します。

必要条件

このサンプルには、次のアプリケーションが必要です。

  • Visual Studio Tools for Office.

  • Microsoft Office Excel 2007

使用例

このサンプルでは、次の概念を示します。

  • アドインへの Microsoft.Office.Core.IRibbonExtensibility インターフェイスの実装によるリボンのカスタマイズ

  • アドインへの Microsoft.Office.Core.ICustomTaskPaneConsumer インターフェイスの実装によるカスタム作業ウィンドウの作成

  • リボン上のトグル ボタンによるカスタム作業ウィンドウの表示/非表示の切り替え

  • カスタム作業ウィンドウに入力したテキストのアクティブ ワークシートへの挿入

参照

処理手順

作業ウィンドウのデモのサンプル

概念

機能拡張インターフェイスによる UI 機能のカスタマイズ

リボン デザイナ

カスタム作業ウィンドウの概要

その他の技術情報

ドキュメント レベルのサンプル