方法 : テストに作業項目を関連付ける

更新 : 2007 年 11 月

Visual Studio の [プロパティ] ウィンドウを使用すると、テストに作業項目を関連付けることができます。作業項目は Visual Studio Team Foundation Server が作業の割り当てと状況を追跡するために使用するデータベース レコードです。この機能を使用するのは、多くの場合、テストを作成するという作業項目をリーダーから与えられる場合です。テストを作成した後、作成したテストに作業項目を関連付けることができます。作業項目の詳細については、「Team Foundation 作業項目の使用」を参照してください。

ms182459.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif重要 :

作業項目データベースは、Team Foundation Server コンピュータに存在します。これは、チーム エクスプローラ がインストールされていて、Visual Studio ユーザー セッションが Team Foundation Server コンピュータに接続している場合にのみ、作業項目の関連付けができることを意味します。詳細については、「方法 : Team Foundation Server に接続する」を参照してください。

テストに作業項目を関連付けるには

  1. [チーム エクスプローラ] ウィンドウで、チーム プロジェクトをクリックします。

  2. テスト リスト エディタまたは [テスト ビュー] ウィンドウでテストを選択します。

  3. F4 キーを押して、テストのプロパティを表示します。

  4. [プロパティ] ウィンドウの [関連付けられた作業項目] をクリックします。

    [プロパティ] ウィンドウの値列に、省略記号 (...) が表示されます。

  5. 省略記号をクリックします。

    [関連付けられた作業項目] ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [追加] をクリックします。

    [作業項目ピッカー] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスを使用して、どの作業項目が使用可能かを照会できます。ここでクエリを実行すると、大きな結果セットを返す一般的なクエリが実行されます。追加の情報を指定して、クエリの照会範囲を絞ることができます。たとえば、1 つまたは複数の作業項目 ID を入力したり、[次を含むタイトル] ボックスにテキストを入力します。

  7. [検索] をクリックします。

    クエリによって返された作業項目が表示されます。

  8. 左列にあるチェック ボックスをオンにして、1 つまたは複数の作業項目を選択します。

  9. [OK] をクリックします。

    [作業項目ピッカー] ダイアログ ボックスが閉じ、[関連付けられた作業項目] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスには、テストに関連付ける作業項目の数が表示されます。

  10. (省略可能) 適切な作業項目が選択されていることを確認します。これを行うには、[テストと関連付けられた作業項目] から作業項目を選択し、[詳細] をクリックして、作業項目の詳細を表示します。作業項目を確認したら、[閉じる] をクリックします。不適切な作業項目は、[テストと関連付けられた作業項目] で選択して [削除] をクリックすることで削除できます。

  11. 一覧された作業項目が適切な場合は、[OK] をクリックします。

    選択した作業項目がテストに関連付けられます。

参照

処理手順

方法 : テスト結果から作業項目を作成する

方法 : Team Foundation Server に接続する

方法 : 作業項目からテスト結果を開く

概念

W (Visual Studio Team System 用語集)

Team Foundation 作業項目の使用