データセット スキーマ接続するレポートの作成
前のステップでは、データベースからデータセット スキーマにデータを入力するメソッドを作成しました。このセクションでは、CustomerDataSetSchema スキーマに基づいてデータに接続する Crystal レポートを作成します。
ソリューション エクスプローラで太字のプロジェクト名を右クリックし、[追加]をポイントして[新しい項目の追加]をクリックします。
[新しい項目の追加]ダイアログ ボックスで、Visual Studio の[テンプレート]リストから[Crystal レポート]を選択します。
[名前]フィールドに「Customer.rpt」と入力し、[追加]をクリックします。
製品の登録がまだの場合は、登録を求めるダイアログ ボックスが表示されます。登録方法については、「Crystal Reports 製品のキーコードと登録番号」を参照してください。
[Crystal reports ギャラリ]ダイアログ ボックスの[Crystal レポート ドキュメントの新規作成]パネルで、[レポート ウィザードを使用]を選択します。
[エキスパートの選択]パネルで[標準]を選択し、[OK]をクリックします。
[標準レポート作成ウィザード]ウィンドウの[利用可能なデータ ソース]パネルで、[Project Data]フォルダを展開します。
ADO.NET DataSets ノードを展開します。
この手順には、2 つのオプションがあります。1 つは厳密に型指定された DataSet クラス(Windows プロジェクトで使用可能)を使用するもので、もう 1 つは、汎用 DataSet クラス(Web サイトで使用可能)を使用するオプションです。
厳密に型指定された DataSet クラスを使用するプロジェクトでは、CustomerDataSetSchema ノードを展開します。存在する場合は、Tables ノードを展開します。
汎用 DataSet クラスを使用する Web サイトの場合は、DataSetConfiguration ノードを展開します。
[ADO.NET (XML)]ダイアログ ボックスで、[クラスの DataSet を使用]を選択します。[DataSet 名]ダイアログ ボックスで CustomerDataSet プロパティを選択し、[完了]をクリックします。
Customer テーブル ノードを選択します。
Customer テーブルをダブルクリックしてテーブルを[選択したテーブル]パネルに移動し、[次へ]をクリックします。
Customer テーブルを展開し、Ctrl キーを押しながら、[顧客名]、[敬称]、[住所1]、[顧客名(姓)]、および[市]をクリックします。
[>]ボタンをクリックしてこれらのフィールドを[表示するフィールド]パネルに移動し、[次へ]ボタンをクリックします。
[利用可能なフィールド]パネルの[レポート フィールド]で[Customer.市]を選択し、[>]ボタンをクリックしてこのフィールドを[グループ化]パネルに移動してから、[完了]をクリックします。
CustomerDataSetSchema(Visual Studio 2005 Web サイトでは DataSetConfiguration クラスの CustomerDataSet プロパティ)へのデータ接続機能を持った Customer レポートが作成されます。