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ReportViewer Web サーバー コントロールのブラウザ サポート

ReportViewer Web サーバー コントロールは、ASP.NET Web アプリケーションにレポート機能を埋め込むために使用します。アプリケーションの表示に使用するブラウザの種類によって、レポートで提供できる機能の種類が決まります。このトピックに示す表を参照して、サポートされているブラウザの中で、レポートの機能が制限されるブラウザを確認してください。

レポート定義では、自由形式のレイアウトがサポートされているので、一部のレポートに、サポートされるすべてのブラウザでは正常に機能しないアイテムの組み合わせが含まれている可能性があります。レポートを配置する前に、サポートするブラウザで必ずテストしてください。

スクリプトの要件

スクリプト サポートが有効になっているブラウザを使用する必要があります。ブラウザでスクリプトを実行できない場合は、対話型レポート機能の使用やレポートの表示ができません。

レポートを表示するためのブラウザの要件および推奨事項

対話型レポート機能のサポートはブラウザの種類によって異なります。次のブラウザの種類がサポートされていますが、「説明」の列に記載されている制約が伴います。

ブラウザの種類 説明

すべてのサービス パックを適用し、スクリプトを有効にした Microsoft Internet Explorer 6.0 以降

利用可能なレポート機能をすべて使用する場合は、Internet Explorer をお勧めします。レポートの表示には他のブラウザを使用できますが、レポートの操作に使用するすべての機能のサポートが保証されているのは Internet Explorer だけです。

Netscape 7.2、Mozilla 1.7、Firefox 1.0.3、Safari 1.3、および Safari 2.0

次の機能は、サード パーティのブラウザではサポートされていません。

  • 見出しマップ

  • レポート内での検索

  • ズーム

  • 固定テーブル ヘッダー

  • レポート処理の進行状況インジケータ (緑の糸車) は、サーバー レポート、または非同期処理用に構成されたローカルで処理されるレポートでは使用できません。

レポートを Safari で表示している場合は、次の追加機能を利用できません。

  • レポート サーバーで実行するパラメータ化されたレポートで日付を選択するために使用するカレンダー コントロールは、Safari では無効になっています。ユーザーは使用する日付を入力する必要があります。

  • リモート コンピュータから取得する画像ソース ファイルは、Safari では正しく表示されません。

参照

概念

レポートと ReportViewer コントロールの配置
レポートへの対話機能、表示設定、およびナビゲーションの追加 (Visual Studio レポート デザイナ)
ReportViewer ツール バーの構成と使用
非同期表示のための ReportViewer の構成