CPtrList クラス
void ポインターのリストをサポートします。
class CPtrList : public CObject
解説
CPtrList のメンバー関数は、CObList クラスのメンバー関数とほぼ同じです。 メンバー関数については CObList クラスの説明を参照してください。 関数のパラメーターや戻り値として CObject ポインターが使われている箇所は、void ポインターに置き換えてください。
CObject*& CObList::GetHead() const;
は、次のように置き換えます。
void*& CPtrList::GetHead() const;
CPtrList クラスには IMPLEMENT_DYNAMIC マクロが組み込まれています。このマクロは実行時の型情報へのアクセスと CDumpContext オブジェクトへのダンプをサポートします。 ポインター リストの要素を個別にダンプするには、ダンプ コンテキストの深さを 1 以上に設定します。
ポインターのリストはシリアル化できません。
CPtrList オブジェクトを削除するか、またはその要素を削除すると、ポインターだけが削除されます。ポインターが参照している実体は削除されません。
CPtrList の使い方の詳細については、「コレクション クラス」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**afxcoll.h