CWnd::EnableScrollBar

スクロール バーの矢印の一方または両方を有効または無効にします。

BOOL EnableScrollBar(
   int nSBFlags,
   UINT nArrowFlags = ESB_ENABLE_BOTH 
);

パラメーター

  • nSBFlags
    スクロール バーのタイプを指定します。 次のいずれかの値になります。

    • SB_BOTH ウィンドウに関連付けられた水平スクロール バーおよび垂直スクロール バーの矢印を有効にします。

    • SB_HORZ ウィンドウに関連付けられた水平スクロール バーの矢印を有効または無効にします。

    • SB_VERT ウィンドウに関連付けられた垂直スクロール バーの矢印を有効または無効にします。

  • nArrowFlags
    スクロール バーの矢印を有効にするか無効にするか、およびどちらの矢印を有効にするか無効にするかを指定します。 次のいずれかの値になります。

    • ESB_ENABLE_BOTH スクロール バーの両方の矢印を有効にします (既定)。

    • ESB_DISABLE_LTUP   水平スクロール バーの左の矢印、または垂直スクロール バーの上の矢印を無効にします。

    • ESB_DISABLE_RTDN   水平スクロール バーの右の矢印、または垂直スクロール バーの下の矢印を無効にします。

    • ESB_DISABLE_BOTH   スクロール バーの両方の矢印を無効にします。

戻り値

矢印が指定どおりに有効または無効にされた場合は 0 以外を返します。 それ以外の場合は、0 を返します。これは、矢印が既に要求された状態になっていること、またはエラーが発生したことを示します。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CWnd クラス

階層図

CWnd::ShowScrollBar

CScrollBar::EnableScrollBar

概念

CWnd のメンバー