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COleDBRecordView::OnMove

行セット内の別のレコードに移動して、そのフィールドをレコード ビューのコントロールに表示します。

virtual BOOL OnMove(
   UINT nIDMoveCommand 
);

パラメーター

  • nIDMoveCommand
    次の標準コマンド ID 値の 1 つを指定します。

    • ID_RECORD_FIRST   レコードセットの先頭レコードに移動します。

    • ID_RECORD_LAST   レコードセットの最終レコードに移動します。

    • ID_RECORD_NEXT   レコードセットの次のレコードに移動します。

    • ID_RECORD_PREV   レコードセットの前のレコードに移動します。

戻り値

移動できた場合は 0 以外を返します。移動要求が拒否された場合は 0 を返します。

解説

この関数の既定の実装では、レコード ビューに関連付けられている CRowset オブジェクトの適切な Move メンバー関数を呼び出します。

既定では、ユーザーがレコード ビューで現在のレコードを変更すると、OnMove 関数がデータ ソースの現在のレコードを更新します。

アプリケーション ウィザードは、先頭レコード、最終レコード、次のレコード、前のレコードをメニュー項目としてメニュー リソースを作成します。 ドッキング可能なツール バー オプションを選択した場合は、アプリケーション ウィザードによって、これらのコマンドに対応するボタンを持つツール バーも作成されます。

レコードセットの最終レコードを超えて移動した場合は、レコード ビューでは最終レコードが表示されたままの状態になります。 先頭レコードを越えて移動した場合、レコード ビューでは先頭レコードが表示されたたままの状態になります。

必要条件

**ヘッダー:**afxoledb.h

参照

参照

COleDBRecordView クラス

階層図

その他の技術情報

COleDBRecordView のメンバー