CBitmap::CreateBitmap

指定された幅、高さ、ビット パターンを持つ、デバイスに依存するメモリ ビットマップを初期化します。

BOOL CreateBitmap(
   int nWidth,
   int nHeight,
   UINT nPlanes,
   UINT nBitcount,
   const void* lpBits 
);

パラメーター

  • nWidth
    ビットマップの幅 (ピクセル数)。

  • nHeight
    ビットマップの高さ (ピクセル数)。

  • nPlanes
    ビットマップのカラー プレーンの数を指定します。

  • nBitcount
    表示ピクセルごとのカラー ビットの数。

  • lpBits
    ビットマップのビットの初期値を持つ、short 型整数配列へのポインター。 この値が NULL のときは、新しいビットマップは初期化されません。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

カラー ビットマップでは、パラメーター nPlanes または nBitcount のどちらか一方を 1 に設定します。 両方のパラメーターに 1 を設定すると、CreateBitmap はモノクロ ビットマップを生成します。

このビットマップはディスプレイ デバイスのビットマップとして直接選択することはできませんが、CDC::SelectObject を使って "メモリ デバイス コンテキスト" の現在のビットマップとして選択できます。さらに、CDC::BitBlt 関数を使って互換性のある任意のデバイス コンテキストにコピーできます。

CreateBitmap 関数によって作成された CBitmap オブジェクトの処理を終了したら、まずデバイス コンテキストからビットマップの選択を外し、次に CBitmap オブジェクトを削除します。

詳細については、BITMAP 構造体の bmBits フィールドに関する説明を参照してください。 BITMAP 構造体は、CBitmap::CreateBitmapIndirect メンバー関数の項で解説しています。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CBitmap クラス

階層図

CDC::SelectObject

CGdiObject::DeleteObject

CDC::BitBlt

CreateBitmap

その他の技術情報

CBitmap のメンバー