ANSI C 準拠

ランタイム システム (関数、マクロ、定数、変数、型定義など) で使用するすべての Microsoft 固有の識別子の名前付け規則は、ANSI 準拠です。 このドキュメントでは、ANSI/ISO C 規格に準拠しているランタイム関数をすべて ANSI 互換と表記しています。 ANSI 準拠のアプリケーションには、これらの ANSI 互換の関数だけを使用する必要があります。

Microsoft 固有の関数およびグローバル変数の名前には、先頭に 1 つのアンダースコア (_) が付きます。 これらの名前は、コードのスコープ内で、局所的にオーバーライドできます。 たとえば、Microsoft のランタイム ヘッダー ファイルをインクルードしたときに、_open という Microsoft 固有の関数を同じ名前のローカル変数を宣言することによって局所的にオーバーライドできます。 ただし、グローバル関数やグローバル変数を作成するときに、この名前を使用することはできません。

Microsoft 固有のマクロおよび記号定数 (manifest 定数) の名前は、先頭に 2 つのアンダースコア (__) が付くか、または 1 つのアンダースコアに続く英大文字で始まります。 これらの識別子のスコープは絶対スコープです。 Microsoft 固有の識別子 _UPPER などは使用できません。

参照

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互換性