CWnd::UpdateLayeredWindow

レイヤード ウィンドウの位置、サイズ、形状、内容、および透明度を更新します。

BOOL UpdateLayeredWindow(
   CDC* pDCDst,
   POINT *pptDst,
   SIZE *psize,
   CDC *pDCSrc,
   POINT *pptSrc,
   COLORREF crKey,
   BLENDFUNCTION *pblend,
   DWORD dwFlags
);

パラメーター

  • pDCDst
    画面のデバイス コンテキストへのポインター。 ウィンドウの内容が更新されたときに、パレットの色の整合に使用します。 pDCDst が NULL の場合は、既定のパレットを使用します。

    pDCSrc が NULL の場合、pDCDst は必ず NULL です。

  • pptDst
    レイヤード ウィンドウの新しい画面位置を指定する POINT 構造体へのポインター。 現在位置が変わらない場合、pptDst は NULL でもかまいません。

  • psize
    レイヤード ウィンドウの新しいサイズを指定する SIZE 構造体へのポインター。 ウィンドウのサイズが変わらない場合、psizeNULL でもかまいません。

    pDCSrc が NULL の場合、psize は必ず NULL です。

  • pDCSrc
    レイヤード ウィンドウを定義する描画面の DC へのポインター。 ウィンドウの形状と表示コンテキストが変わらない場合、pDCSrc は NULL でもかまいません。

  • pptSrc
    デバイス コンテキストでのレイヤーの位置を指定する POINT 構造体へのポインター。

    pDCSrc が NULL の場合、pptSrc は必ず NULL です。

  • crKey
    レイヤード ウィンドウの作成時に使用される透明のカラー キーを指定する COLORREF 値へのポインター。 ウィンドウによってこの色で描画されるすべてのピクセルは透明になります。 COLORREF を生成するには、RGB マクロを使用します。

  • pblend
    レイヤード ウィンドウの作成時に使用される透明度値を指定する BLENDFUNCTION 構造体へのポインター。

  • dwFlags
    実行するアクションを指定します。 このパラメーターには、次の値を 1 つ以上指定できます。 指定できる値の一覧については、「UpdateLayeredWindow」を参照してください。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

このメンバー関数は、Windows SDK に説明されている UpdateLayeredWindow 関数の機能をエミュレートします。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CWnd クラス

階層図

CWnd::SetLayeredWindowAttributes

概念

CWnd のメンバー