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方法: Windows フォーム コントロールをデータにバインドする

データを Windows フォーム コントロールにバインドするには、[データ ソース] ウィンドウからオブジェクトをドラッグします。 [データ ソース] ウィンドウから項目をドラッグする前に、テーブルのコントロールの種類を、個別のコントロールの場合は [詳細]DataGridView の場合は [DataGridView] にそれぞれ設定できます。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウからドラッグしたときに作成されるコントロールを設定する」を参照してください。

アプリケーションに必要なコントロールが [データ ソース] ウィンドウ内から利用できない場合は、[データ UI カスタマイズ] ([オプション] ダイアログ ボックス - [Windows フォーム デザイナー]) を使用してコントロールを追加できます。 詳細については、「方法: [データ ソース] ウィンドウにカスタム コントロールを追加する」を参照してください。

注意

実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。

個々のコントロールにデータのテーブル全体を表示する

[データ ソース] ウィンドウから Windows アプリケーションのフォームにテーブル (オブジェクト データ ソースを使用している場合はコレクションを表すノード) をドラッグすることにより、個々のコントロールにデータのテーブル全体を表示できます。

データのテーブル全体を表示するには

  1. [データ ソース] ウィンドウを開きます。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウを開く」を参照してください。

    注意

    [データ ソース] ウィンドウが空の場合は、そのウィンドウにデータ ソースを追加します。 詳細については、「データ ソースの概要」を参照してください。

  2. Windows フォーム デザイナーでフォームを開きます。

  3. [データ ソース] ウィンドウでテーブルを選択し、ドロップダウン矢印をクリックして、[詳細] をクリックします。

  4. [データ ソース] ウィンドウからフォームにテーブルをドラッグします。

    適切なタイトルが付けられたラベル コントロールと共に、各列またはプロパティの個々のデータ バインド コントロールがフォーム上に作成されます。

個々のコントロールにデータの選択した列を表示する

[データ ソース] ウィンドウから Windows アプリケーションのフォームに個々の列 (オブジェクト データ ソースを使用している場合はプロパティ) をドラッグして、個々のコントロールにデータの個々の列を表示します。

データの選択した列を表示するには

  1. [データ ソース] ウィンドウを開きます。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウを開く」を参照してください。

    注意

    [データ ソース] ウィンドウが空の場合は、そのウィンドウにデータ ソースを追加します。 詳細については、「データ ソースの概要」を参照してください。

  2. テーブルを展開して、個々の列を表示します。

    ヒント

    各列に作成されたコントロールを設定するには、[データ ソース] ウィンドウで列を選択し、ドロップダウン矢印をクリックして、利用可能なコントロールの一覧からコントロールを選択します。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウからドラッグしたときに作成されるコントロールを設定する」を参照してください。

  3. Windows フォーム デザイナーでフォームを開きます。

  4. [データ ソース] ウィンドウからフォームに目的の列をドラッグします。

    ドラッグしたそれぞれの列またはプロパティについて、適切なタイトルが付けられたラベル コントロールと共に、個々のデータ バインド コントロールがフォーム上に作成されます。

また、[データ ソース] ウィンドウから既存のコントロール (既にフォーム上に存在するコントロール) に項目をドラッグして、コントロールをデータにバインドすることもできます。 コントロールが既にデータにバインドしている場合は、そのデータ バインディングがリセットされて、最後にドラッグされた項目にバインドします。

注意

有効なドロップ ターゲットは、[データ ソース] ウィンドウからドラッグされた項目の基になるデータ型を表示できるコントロールです。 たとえば、データ型 DateTime の項目を CheckBox にドラッグしようとしても、CheckBox は日付を表示できないので、有効ではありません。

既存のコントロールをデータにバインドするには

  1. [データ ソース] ウィンドウを開きます。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウを開く」を参照してください。

  2. Windows フォーム デザイナーでフォームを開きます。

  3. [データ ソース] ウィンドウでテーブルまたはオブジェクトを展開し、各列または各プロパティを表示します。

  4. [データ ソース] ウィンドウから既存のコントロールに目的の項目をドラッグします。

    これで、選択した項目にコントロールがバインドされます。

DataGridView コントロールへのデータの表示

新しい Windows フォームの DataGridView コントロールにデータを表示するには

  1. [データ ソース] ウィンドウを開きます。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウを開く」を参照してください。

    注意

    [データ ソース] ウィンドウが空の場合は、そのウィンドウにデータ ソースを追加します。 詳細については、「データ ソースの概要」を参照してください。

  2. Windows フォーム デザイナーでフォームを開きます。

  3. [データ ソース] ウィンドウでテーブルを選択し、ドロップダウン矢印をクリックして、[DataGridView] をクリックします。

  4. [データ ソース] ウィンドウからフォームにテーブルをドラッグします。

    レコード間をナビゲートするための DataGridView コントロールとツール ストリップ (BindingNavigator) がフォームに表示されます。 DataSetTableAdapterBindingSource、および BindingNavigator がコンポーネント トレイに表示されます。

既存の Windows フォームの DataGridView コントロールにデータを表示するには

  1. [データ ソース] ウィンドウを開きます。 詳細については、「方法 : [データ ソース] ウィンドウを開く」を参照してください。

    注意

    [データ ソース] ウィンドウが空の場合は、そのウィンドウにデータ ソースを追加します。 詳細については、「データ ソースの概要」を参照してください。

  2. Windows フォーム デザイナーでフォームを開きます。

  3. [データ ソース] ウィンドウでテーブルを選択し、ドロップダウン矢印をクリックして、[DataGridView] をクリックします。

  4. [データ ソース] ウィンドウからフォームの DataGridView にテーブルをドラッグします。

    DataGridView コントロールは、ドラッグしたテーブルにバインドされます。 DataSetTableAdapter、および BindingSource がコンポーネント トレイに表示されます。

参照

処理手順

チュートリアル: Windows フォームでのデータの表示

参照

BindingSource コンポーネントの概要

BindingNavigator コントロールの概要 (Windows フォーム)

概念

データセット デザイナー

Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド

その他の技術情報

Visual Studio でのデータへの接続

アプリケーションでデータを受け取る準備

アプリケーションへのデータのフェッチ

アプリケーションでのデータ編集

データの検証

データの保存

Visual Studio でデータ ソースを操作するためのツール