IConnectionPointImpl クラス
このクラスは、コネクション ポイントを実装します。
template<
class T,
const IID* piid,
class CDV = CComDynamicUnkArray
>
class ATL_NO_VTABLE IConnectionPointImpl :
public _ICPLocator< piid >
パラメーター
T
IConnectionPointImpl の派生クラス。piid
コネクション ポイント オブジェクトによって表されるインターフェイスの IID へのポインター。CDV
接続を管理するクラス。 既定値は、接続の数に制限がない CComDynamicUnkArray です。 接続の数が固定の CComUnkArray を使うこともできます。
解説
IConnectionPointImpl はコネクション ポイントを実装します。コネクション ポイントを使ってオブジェクトはアウトゴーイング インターフェイスをクライアントに公開します。 クライアントはシンクと呼ばれるオブジェクト上にこのインターフェイスを実装します。
ATL では、接続可能オブジェクトを実装するために、IConnectionPointContainerImpl を使います。 接続可能オブジェクト中の各コネクション ポイントは piid で指定されたインターフェイスを表します。 CDV で指定されたクラスはコネクション ポイントとシンクの間の接続を管理します。 それぞれの接続は "cookie" によって一意に識別されます。
ATL のコネクション ポイントの使い方の詳細については、「ATL コネクション ポイント」を参照してください。
必要条件
**ヘッダー:**atlcom.h