UNIX

プログラムを UNIX に移植する予定がある場合は、次のガイドラインに従います。

  • SYS サブディレクトリからヘッダー ファイルを削除しないでください。 プログラムを UNIX に移植する予定がない場合に限って、SYS ヘッダー ファイルを任意の場所に置くことができます。

  • パスやファイル名を表す文字列を引数にとるルーチンでは、UNIX 互換のパス デリミターを使用します。 UNIX ではパス デリミターとしてスラッシュ (/) しか使用できませんが、Win32 オペレーティング システムは円記号 (\) とスラッシュ (/) の両方を使用できます。 したがって、このドキュメントでは、#include ステートメントのパス デリミターとして UNIX 互換のスラッシュ (/) を使用します。 ただし、Windows オペレーティング システムのコマンド シェル CMD.EXE では、コマンド プロンプトの入力にスラッシュ (/) を使用できません。

  • UNIX では大文字と小文字が区別されるため、正しく認識されるパスとファイル名を使用します。 Win32 オペレーティング システムのファイル アロケーション テーブル (FAT: File Allocation Table) ファイル システムでは、大文字と小文字が区別されません。NTFS ファイル システムでは、ディレクトリ表示では大文字と小文字が区別されますが、ファイル検索やその他のシステム操作時には区別されません。

    注意

       Visual C++ のこのバージョンでは、UNIX との互換性情報が関数の説明から削除されました。

参照

参照

互換性