#elif (C# リファレンス)

#elif を使用すると、複合条件付きディレクティブを作成できます。 #elif 式が評価されるのは、先行するディレクティブ式 #if (C# リファレンス) および #elif (オプション) が true と評価されなかった場合です。 #elif 式が true と評価された場合は、#elif と次の条件付きディレクティブの間にあるすべてのコードが、コンパイラによって評価されます。 次に例を示します。

#define VC7
//...
#if debug
    Console.Writeline("Debug build");
#elif VC7
    Console.Writeline("Visual Studio 7");
#endif

複数のシンボルを評価するときには、== (等値)、!= (非等値)、&& (AND)、および || (OR) の演算子を使用できます。 シンボルと演算子は、かっこを使用してグループ化できます。

解説

#elif では、次のように記述した場合と同じ結果が得られます。

#else
#if

#elif を使用する方が簡単です。#if には対になる #endif (C# リファレンス) が必要ですが、#elif では対応する #endif が不要なためです。

#elif の使用例については、「#if (C# リファレンス)」を参照してください。

参照

参照

C# プリプロセッサ ディレクティブ

概念

C# プログラミング ガイド

その他の技術情報

C# リファレンス