接続の頻度があまり高くないアプリケーション (ローカル データベース キャッシュ)

接続の頻度があまり高くないアプリケーションとは、リモート データベースのデータを使用するが、リモート データベースに常にアクセスできるとは限らないアプリケーションのことです。 接続の頻度があまり高くないアプリケーションは、継続的なアクセスが可能な状況でも、ほとんど変更されることがないデータ (状態の一覧など) をリモート データベースに継続的に照会するのは効率的でない場合に使用されます。 このような状況では、アプリケーションはクライアントに存在するローカル データベースのデータを使用し、リモート データベースとデータを定期的に同期できます。

注意

ローカル データベース キャッシュを構成して SQL Azure データベースと同期するときは、SQL Azure で簡単に使用できる同期コンポーネントをインストールすることをお勧めします。 詳細については、「接続の頻度があまり高くないアプリケーションの概要」の「SQL Azure でのローカル データベース キャッシュに関する制限事項」を参照してください。

次のトピックでは、ローカル データベース キャッシュを使用してクライアントにデータを格納するようにアプリケーションを構成する方法について説明します。 クライアントとサーバー データベースの間で変更されたデータを同期する方法も示します。

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参照

  • Microsoft.Synchronization.Data
    この名前空間には、共通の同期クラスが含まれています。

関連項目