index プロパティ

検索文字列と一致する最初の文字について、対象文字列内の先頭からの位置を返します。

{RegExp | reArray}.index

引数

  • RegExp
    必ず指定します。 グローバルな RegExp オブジェクトを指定します。

  • reArray
    必ず指定します。 Regular Expression オブジェクトの exec メソッドによって返される配列を指定します。

解説

index プロパティの値は、0 から始まるインデックス番号です。

RegExp.index プロパティの初期値は –1 です。 値は読み取り専用で、検索が成功するたびに変更されます。

注意

RegExp オブジェクトのプロパティは、高速モードで実行されているプログラムでは利用できません。高速モードは JScript の既定のモードです。 これらのプロパティを使用するプログラムをコマンド プロンプトからコンパイルするには、/fast- を使用して fast オプションをオフにする必要があります。 ASP.NET で fast オプションをオフにするのは安全ではありません。スレッドに関する問題が発生する場合があります。

使用例

index プロパティの使用例を次に示します。 このコードは、検索文字列を反復処理し、文字列内の各単語の index 値および lastIndex 値を出力します。

var src = "The quick brown fox jumps over the lazy dog.";

// Create regular expression pattern with a global flag.
var re = /\w+/g;

// Get the next word, starting at the position of lastIndex.
var arr;
while ((arr = re.exec(src)) != null)
    {
    print (arr.index + "-" + arr.lastIndex + " " + arr);
    }

このプログラムによって、次のような出力が生成されます。

0-3 The
4-9 quick
10-15 brown
16-19 fox
20-25 jumps
26-30 over
31-34 the
35-39 lazy
40-43 dog

必要条件

Version 3

対象:

RegExp オブジェクト

参照

参照

exec メソッド

概念

正規表現の構文