JScript の配列

配列は、関連するデータを 1 つの変数にグループ化します。 インデックスまたは添字と呼ばれる一意の文字と、共有される変数の名前を組み合わせて、配列の各要素を識別します。 配列を使用すると、インデックス番号を使用してループ内で任意の数の要素を効率的に使用できるため、多くの場合はコードが短く簡単になります。

JScript には 2 種類の配列が用意されています。1 つは JScript 配列オブジェクトであり、もう 1 つは型指定された配列です。 JScript 配列オブジェクトは疎配列で、要素を動的に追加および削除できます。また、要素には任意の型を指定できます。 型指定された配列は密な配列であり、サイズが固定されます。また、要素はすべて配列の基本型と同じ型にする必要があります。

このセクションの内容

  • 配列の概要
    JScript の 2 種類の配列の相違点と、適切な種類の配列を選択する方法について説明します。

  • 配列の宣言
    配列の宣言の概念と、new 演算子による配列の宣言と配列リテラルの宣言の違いについて説明します。

  • 配列の使用方法
    1 次元配列の要素、多次元配列の要素、および配列の配列の要素にアクセスする方法について説明します。

  • 配列の配列
    配列の配列の概念、機能、および使用方法について説明します。

  • 多次元配列
    多次元配列の概念、1 次元配列との違い、および使用方法について説明します。

関連項目

  • 配列データ
    配列リテラルの値を作成する方法、および同一の配列でデータ型を組み合わせる方法について説明します。

  • Array オブジェクト
    JScript の Array オブジェクトとその使用方法、および System.Array 型との相互運用について説明します。