Visual Studio でのデータベースおよびデータ層アプリケーションの作成と管理
データベース プロジェクトを使用すると、新しいデータベースや新しいデータ層アプリケーション (DAC) を作成したり、既存のデータベースやデータ層アプリケーションを更新したりできます。 データベース プロジェクトでも DAC プロジェクトでも、マネージ コードやネイティブ コードの場合とほぼ同じ方法で、データベース開発作業にバージョン管理やプロジェクト管理の手法を適用できます。 DAC プロジェクト、データベース プロジェクト、またはサーバー プロジェクトを作成し、それをバージョン管理することによって、開発チームがデータベースやデータベース サーバーに加えた変更を管理できます。 チームのメンバーは、ファイルをチェックアウトし、サンドボックスと呼ばれる分離開発環境でファイルに変更を加え、ビルドし、テストしてから、その変更を他のメンバーと共有できます。 コードの品質を確実に維持できるように、チームがデータベースの特定のリリースに加えたすべての変更をステージング環境で完成させ、テストしたうえで、稼動環境に配置することができます。
データ層アプリケーションでサポートされるデータベース機能の一覧については、Microsoft Web サイトの「Features Supported in Data-tier Applications (データ層アプリケーションでサポートされる機能)」を参照してください。 データ層アプリケーションでサポートされない機能をデータベースで使用する場合は、データベース プロジェクトを使用して、データベースに加える変更を管理する必要があります。
Visual Studio でのデータベース機能の使用
Visual Studio Premium または Visual Studio Ultimate をインストールした場合は、このトピックおよび Visual Studio ドキュメントのアプリケーション開発に関するセクションで説明するすべてのデータベース機能を使用できます。 Visual Studio Premium または Visual Studio Ultimate はインストールせず、代わりに Visual Studio Professional をインストールした場合は、一部の機能しか使用できません。
次の表は、Visual Studio Premium および Visual Studio Ultimate 以外のバージョンの Visual Studio での制限事項について説明しています。
機能エリア |
制限事項 |
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データベース プロジェクト (データ層アプリケーションを含む) |
Visual Studio Premium や Visual Studio Ultimate の場合と同じ方法で、データベース プロジェクトを作成、変更、ビルド、および配置できます。 |
オブジェクトのインポートとスクリプトのインポート |
Visual Studio Premium や Visual Studio Ultimate の場合と同じ方法で、データベースやスクリプトからオブジェクトや設定をインポートできます。 |
データベース単体テスト |
データベース単体テストは実行できますが、新しいテストの作成、テストの表示、またはテストの変更はできません。 |
データ生成 |
既存のデータベース単体テストの一部としてのみ、データを生成できます。 データ生成計画を作成、表示、または変更したり、手動で実行したりすることはできません。 |
スキーマの比較 |
スキーマを比較することはできません。 |
データの比較 |
データを比較することはできません。 |
Transact-SQL エディター |
Visual Studio Premium や Visual Studio Ultimate の場合と同じ方法で、エディターのすべての機能を使用できます。 |
データベース リファクタリング |
データベース リファクタリングは使用できません。 |
データベース コード分析 |
データベース コード分析は使用できません。 |
共通の概要タスク
高度なタスク |
関連する参照先 |
|---|---|
はじめに。データベース機能の使用方法を理解するVisual Studio、データベースに対する変更を管理します。 |
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データ層アプリケーションの開発を開始します。DAC で導入された新しい概念ですSQL Server 2008 R2の定義を含む、SQL Serverデータベースとサポート インスタンス、クライアント-サーバーまたは 3 層のアプリケーションで使用されるオブジェクト。 DAC には、テーブルやビューなどのデータベース オブジェクトと、ログインなどのインスタンス エンティティが含まれています。 Visual Studio を使用して DAC プロジェクトを作成し、DAC パッケージ ファイルをビルドし、その DAC パッケージ ファイルをデータベース管理者に送って、SQL Server データベース エンジンのインスタンスに配置してもらうことができます。 |
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データベースまたはサーバー プロジェクトの開発を開始します。変更を管理するVisual Studio Premium、最初にデータベース プロジェクトまたはサーバー プロジェクトを作成します。 ほとんどの場合、チームでは、いくつかのオブジェクトや設定が既に含まれている既存の運用データベースまたは運用サーバーを更新しています。 それらのオブジェクトや設定をプロジェクトにインポートして、チームで使用する設定で構成することができます。 開発者やテスト担当者によって使用される、テスト データを生成するための計画も設定できます。 プロジェクトおよびその設定をチームの他のメンバーと共有できるようになったら、プロジェクトに関連付けられたファイルをバージョン管理します。 |
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データベースの反復開発の実行。開発者やテスターの場合は、部品のプロジェクトをチェック アウトし、分離開発環境で更新します。 このような環境を使用することで、チームの他のメンバーに影響を及ぼさずに変更をテストできます。 変更が完了したら、ファイルをバージョン管理に戻します。チームの他のメンバーは、バージョン管理からそれらの変更を取得してビルドし、テスト サーバーに配置できます。 |
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既存のデータベース コードを破ることを避けます。変更をチームと共有またはそれらを運用環境に展開する前に、既存のデータベース単体テストを実行すると、アプリケーションの動作を破損するリスクを減らすことができます。 単体テストの一部として、既存のデータ生成計画を実行することによって、テスト データを生成できます。 |
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構築およびステージングまたは運用環境にデータベースを配置する:データベース管理者は、チームの行動には、データベース プロジェクトまたはサーバー プロジェクトのバージョンをステージングまたは運用環境に展開できます。 |
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試作、テスト結果、および変更のデータベース スクリプトおよびオブジェクトの確認:使用して、Transact-SQLこれらの共通のタスクのいずれかを実行するエディター。 |
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