F# Interactive オプション

このトピックでは、F# Interactive (fsi.exe) でサポートされるコマンド ライン オプションについて説明します。 F# Interactive では、F# コンパイラと同じコマンド ライン オプションを数多く使用できますが、その他にもいくつかのオプションを使用できます。

F# Interactive を使用したスクリプトの実行

F# Interactive (fsi.exe) は、対話形式で起動することも、コマンド ラインから起動してスクリプトを実行することもできます。 コマンド ラインの構文は次のとおりです。

fsi.exe [options] [script-file [arguments] ]

F# スクリプト ファイルのファイル拡張子は fsx です。

F# Interactive のオプションの表

次の表は、F# Interactive でサポートされるオプションの一覧です。 これらのオプションをコマンド ラインまたは Visual Studio IDE で設定できます。 Visual Studio IDE でこれらのオプションを設定するには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[F# ツール] ノードを展開して、[F# Interactive] を選択します。

F# Interactive オプションの引数でリストを指定する場合は、リストの要素をセミコロン (;) で区切ります。

オプション

説明

--

残りの引数を F# のプログラムまたはスクリプトへのコマンド ライン引数として扱うよう、F# Interactive に指示するために使用します。これらの引数には、リスト fsi.CommandLineArgs を使用してコードでアクセスできます。

--checked[+|-]

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--codepage:<int>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--crossoptimize[+|-]

モジュール間の最適化を有効または無効にします。

--debug[+|-]

--debug:[full|pdbonly]

-g[+|-]

-g:[full|pdbonly]

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--define:<string>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--exec

ファイルを読み込んだ後、またはコマンド ラインで指定したスクリプトを実行した後に F# Interactive を終了するように指示します。

--fullpaths

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--gui[+|-]

Windows フォーム イベントのループを有効または無効にします。 既定ではオンです。

--help

-?

各オプションのコマンド ライン構文と簡単な説明を表示するために使用します。

--lib:<folder-list>

-I:<folder-list>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--load:<filename>

指定したソース コードを起動時にコンパイルし、コンパイルされた F# の構成要素をセッションに読み込みます。 対象のソースに #use や #load などのスクリプト ディレクティブが含まれている場合は、--load または #load ではなく、--use または #use を使用する必要があります。

--mlcompatibility

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--noframework

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--nologo

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--nowarn:<warning-list>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--optimize[+|-]

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--quiet

stdout ストリームへの F# Interactive の出力を抑制します。

--readline[+|-]

対話モードでのタブ補完を有効または無効にします。

--reference:<filename>

-r:<filename>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--tailcalls[+|-]

tail IL 命令の使用を有効または無効にします。有効にすると、スタック フレームが tail 再帰関数で再利用されます。 このオプションの既定値はオンです。

--use:<filename>

指定したファイルを起動時に最初の入力として使用するよう、インタープリターに指示します。

--utf8output

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--warn:<warning-level>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--warnaserror[+|-]

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

--warnaserror[+|-]:<int-list>

fsc.exe コンパイラ オプションと同じです。 詳細については、「コンパイラ オプション (F#)」を参照してください。

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タイトル

説明

コンパイラ オプション (F#)

F# コンパイラ (fsc.exe) で使用できるコマンド ライン オプションについて説明します。