バグ修正、新機能、要件のあるビルドの確認

テスト対象のアプリケーションが Team Foundation ビルドを使用してビルドされている場合は、Microsoft テスト マネージャー を使用して、2 つのビルド間の変更点を確認できます。 これにより、変更内容に基づいて、テストにそのアプリケーションの別のビルドを使用するかどうかを判断できます。 たとえば、新しいビルドに、多数のテストをブロックしている問題に対応するバグ修正があることがわかっている場合に、そのビルドをテスト計画で使用するように割り当てることができます。

また、新しいビルドに要件またはユーザー ストーリーが実装されたかどうかを確認することもできます。 要件が実装されている場合は、その要件のテスト スイートを進行中に設定できます。

テスト計画での使用を検討するビルドの候補からビルドを選択するためには、テスト計画のビルド フィルターを選択する必要があります。 テストに現在使用しているビルドを選択した場合は、次の図に示すように、選択されている 2 つのビルドのうちの新しい方を選択して、各ビルドに関連付けられている作業項目を確認できます。

ビルドの選択

注意

この関連付けられている作業項目リストに作業項目が表示されるようにするには、ユーザーがコード変更をチェックインする際にその作業項目を変更セットに関連付ける必要があります。

タスク

バグ修正、新機能、要件があるビルドを確認するには、次のトピックを参照してください。

タスク

関連するトピック

テスト計画に使用するビルド フィルターおよびビルドの選択: 表示されるビルド候補数を制限するために、テスト計画にビルド フィルターを設定できます。 その後、テストに現在使用しているビルドを選択できます。

方法: テスト計画のビルドを選択する

実績作業と変更セットとの関連付け: コードの変更をチェックインする際は、これらの変更が解決する作業項目に関連付けられていることを確認する必要があります。 作業項目を変更セットに関連付けるためには、変更セットをバージョン コントロールにチェックインする際に作業項目との関連付けリンクの種類を作成する必要があります。 たとえば、コードの変更により要件の実装が完了する場合には、変更のチェックインがその要件にリンクしている必要があります。

作業項目の変更セットへの関連付け

テスト対象となるバグ修正、新機能、要件のあるビルドの確認: テスト計画でのテストに現在使用しているビルドを選択する必要があります。 これにより、テスト計画で現在使用しているビルドの後に発生したビルドに関連付けられている作業項目を表示できます。

方法: ビルド間の変更を特定し、テストに新しいビルドを使用する

テスト実行のためのテスト スイートの準備: 特定のビルドに要件またはユーザー ストーリーが実装されている場合、その要件のテスト スイートを進行中に設定できます。

方法: テスト スイートのテストの状態を変更する

参照

概念

テストの実行