自動 UI テストを使用したユーザー インターフェイスのテスト

Visual Studio 2010 Ultimate または Visual Studio 2010 Premium を使用して、コード化された UI テストと呼ばれるユーザー インターフェイス (UI) の自動テストを作成できます。 これらのテストでは、ユーザー インターフェイスの機能テストと、ユーザー インターフェイス コントロールの検証が行われます。 自動 UI テストを使用すると、コードの変更後にユーザー インターフェイスが正しく機能していることをテストできます。 自動 UI テストは手動テストより迅速に実行されるので、 より頻繁に実行できます。

タスク

タスク	関連するトピック
既存の手動テストから自動 UI テストを作成する: 手動テスト ケースの既存の操作の記録から、自動 UI テストを作成できます。	方法: 操作の記録からコード化された UI テストを生成する 方法: 操作の記録を作成する
ユーザーによる操作を記録して自動 UI テストを作成する: 使用するユーザーによる操作を記録することで、自動 UI テストを作成し、コード化された UI テストのコードをその記録から生成できます。	方法: テスト中のアプリケーションの記録によるコード化された UI テストの生成 チュートリアル: コード化された UI テストの作成、編集、および保守 再生中に特定のイベントを待機するようにコード化された UIT テストを設定
UI コントロールと検証を自動 UI テストに追加する: コード化された UI テストに UI コントロールを追加し、コード化された UI テスト ビルダーを使用してコントロールの値とプロパティを確認できます。 大規模なアプリケーションをテストするときは、コード化された UI テストを作成しやすいように複数の UI マップを使用することが必要な場合があります。	方法: コード化された UI テスト ビルダーを使用して UI コントロールと検証コードを追加する コード化された UI テストの構造 複数の UI マップでの大規模アプリケーションのテスト
コード化された UI テストで使用するデータ ソースからパラメーターを追加する: テスト メソッドのデータ ソースを追加し、テスト コンテキストを使用してデータ ソース内の各データ セットのテスト メソッドを実行することで、コード化された UI テストをデータ ドリブン テストに作成できます。	方法: データ ドリブンのコード化された UI テストを作成する
テスト ケースをユーザー要件にリンクする: 自動 UI テストをユーザー要件にリンクできます。 その後、ユーザー要件のために用意する自動テストの数を決定できます。	方法: 要件またはユーザー ストーリーをテスト計画に追加する
自動 UI テストを実行する: コード化された UI テストを、Microsoft Visual Studio 2010、Microsoft テスト マネージャー、Team Foundation ビルドから直接実行できます。 コード化された UI テストは、他の自動テストとは異なって実行時にデスクトップと対話する必要があります。	自動テストの実行 方法: アプリケーションのビルド後にスケジュールされているテストを構成および実行する コマンド ラインからの自動テストの実行 方法: テスト エージェントを設定して、デスクトップと対話するテストを実行する ロード テストでのコード化された UI テストの使用
カスタム コントロールに対するサポートを追加する: コード化された UI テスト フレームワークは使用可能な UI すべてをサポートしているわけではなく、テスト対象の UI をサポートしない場合もあります。 たとえば、Microsoft Excel の UI について、コード化された UI テストはすぐに作成できません。 しかし、コード化された UI テスト フレームワークの拡張性を活用すると、カスタム コントロールをサポートするようにすることができます。	コード化された UI テストと操作の記録を拡張して Microsoft Exce をサポート
コード化された UI テストのベスト プラクティス: コード化された UI テストを記述して、テスト時にプログラムでの UI の変更の影響を軽減できます。	コード化された UI テストのベスト プラクティス

注意

Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2 をインストールすると、Windows Internet Explorer 7 以降のバージョンを使用して、Web サイトまたは Web ベースのアプリケーションでの UI 操作を記録し、Mozilla Firefox Version 3.5 または 3.6 を使用してテストを再生できます。 また、Feature Pack にはCoded UI Test Editor (コード化された UI テスト エディター) が含まれているので、コード化された UI テストを簡単に変更できます。 Coded UI Test Editor (コード化された UI テスト エディター) を使用すると、テスト メソッドを検索、表示、および編集できます。 また、UI コントロール マップ内の UI 操作および関連コントロールを編集することもできます。 この Feature Pack をダウンロードするには、Visual Studio 2010 Ultimate、Visual Studio 2010 Premium、または Test Professional 2010 と、MSDN サブスクリプション、Microsoft BizSpark、または MSDN アカデミック アライアンスが必要です。 詳細については Windows Internet Explorer を使用したテストの記録および Firefox を使用した再生、コード化された UI テスト エディターを使用したコード化された UI テストの編集 および Microsoft Visual Studio 2010 Feature Pack 2。

関連するシナリオ

自動テストの実行

コード化された UI テストを実行して、アプリケーションがユーザー要求を満たしていることを検証できます。 Visual Studio 2010 Ultimate、Visual Studio 2010 Premium、または Visual Studio Test Professional 2010 を使用すると、コード化された UI テストを実行できます。

コード化された UI テストと操作の記録でサポートされている構成とプラットフォーム

コード化された UI テストでサポートされる構成を確認する場合は、オペレーティング システム、ブラウザー、およびサポートされるテクノロジの最新の一覧を参照できます。

参照

その他の技術情報

自動テストの作成