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Team Foundation Server 用の SQL Server の照合順序システム要件

SQL Server をインストールする場合、Visual Studio Team Foundation Server の配置に影響する可能性がある照合順序の設定について 2 つの点を考慮する必要があります。

  • Team Foundation Server の要件 

  • Team Foundation Server 配置の SQL Server のすべてのインスタンスで同じ設定を使用する必要があります。

データベース エンジンおよび SQL Server Analysis Services の照合順序設定を指定できます。 照合順序の設定には、SQL Server データベースの構造と機能の基本となる、文字セット、並べ替え順序、およびロケール固有のその他の設定が含まれます。 インストール後にこれらの設定を変更することはできません。

Team Foundation Server の要件

Team Foundation Server で使用する場合、SQL Server の照合順序は、大文字小文字を区別せず、アクセント記号を区別するように設定する必要があります。また、バイナリにはしないでください。 複数の SQL Server が Team Foundation Server のデータベース エンジンまたは SQL Server Analysis Services のインスタンスを実行している場合は、これらのすべてのサーバーで同じ照合順序設定を使用する必要があります。

SQL Server の既定の照合順序設定は、オペレーティング システムのロケールに基づきます。 通常、英語 (U.S.) および その他のほとんどのロケールの既定の設定は、Team Foundation Server の要件を満たしています。 ただし、この設定では、組織で Team Foundation Server に格納する必要のあるデータがすべてサポートされるとは限りません。 そのような場合は、データをサポートし、アクセント記号を区別し、大文字小文字を区別せず、バイナリではない設定を見つける必要があります。

SQL Server 2008 のデータベース エンジン サービスまたは Analysis Services をインストールする場合、[照合順序] タブをクリックし、[カスタマイズ] をクリックして、[サーバー構成] ページで照合順序設定を変更できます。 必要に応じて、[照合順序指定子と並べ替え順序] のオプションを指定できます。 たとえば、追加の文字をサポートする必要がある場合は、[Latin1_General] を指定できます ([AS] チェック ボックスをオンにします)。

その他のほとんどのロケールでは、[照合順序指定子と並べ替え順序] のオプションが既定の設定になります。 設定が Team Foundation Server の要件と一致していることを確認してください。 この設定を変更する必要がある場合、目的のロケール名の後に "_100" が付いているオプションがあれば、それを指定してください。 たとえば、次の場合に Unicode CJK 拡張 A 文字または Unicode サロゲートを使用する場合は、Japanese_100 を使用できます。

  • クエリやプロジェクトなどの、Team Foundation Server のオブジェクトの名前。

  • バージョン管理システムにチェックインされるファイルまたはパス。

  • 検索に使用する作業項目のフィールド。

SQL Server をインストールするときは、全角文字やひらがな/カタカナ文字などの問題を回避するために、かなと全角を区別するチェック ボックスをオンにする必要があります。

詳細については、Microsoft Web サイトの「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。

参照

処理手順

方法: Team Foundation Server 用の SQL Server 2008 を手動インストールする

参照

チェック リスト : シングルサーバー インストール

チェック リスト : 複数サーバー インストール

チェックリスト: 複数のサーバーでの Team Foundation Server のアップグレード