シナリオ: シングルサーバーへの Team Foundation Server のインストール

小規模なチーム向けのインストール (シングルサーバー インストール)

シングルサーバーへのインストール

Visual Studio Team Foundation Server のすべてのコンポーネントを 1 台のサーバーにインストールできます。 この方法でインストールすると、インストールの複雑さを軽減できます。特に、構成データベース、レポート サーバー、およびポータル サーバーをホストする必須ソフトウェアの新しいインストールを使用する場合は効果的です。

シングルサーバー インストールとは、Team Foundation Server とその構成データベースが同じサーバーでホストされることを意味します。 必須のサーバー ソフトウェアを必要とするオプション機能を使用する場合は、それらのインストールもサーバーでホストされる必要があります。 Team Foundation Server には、このような機能として、レポートと、ドキュメント共有のためのチーム ポータルの 2 つがあります。

シングルサーバー上のレポート

レポート機能を使用する場合は、SQL Server Reporting Services と SQL Server Analysis Services をサーバーにインストールする必要があります。 これらの機能をインストールすると、Team Foundation Server の標準インストール ウィザードを使用できます。 レポート サーバーをセットアップしない場合は、Team Foundation Server の詳細インストール ウィザードを使用して、レポート サーバーの設定を省略できます。

Team Foundation Server には専用のレポート サーバーが必要です。 レポート サーバーを他のアプリケーションと共有することはできません。

シングルサーバー上のポータル サーバー

Team Foundation Server 構成ツールを使用すると、Windows SharePoint Services 3.0 をインストールして構成できます。 Windows SharePoint Services 3.0 を使用するのが望ましくない場合は、Team Foundation Server をインストールする前に SharePoint 製品のサポート対象バージョンをインストールするか、SharePoint 製品の検証済みのインストールをホストしているサーバーに Team Foundation Server をインストールできます。いずれの場合も、Team Foundation Server の標準インストール ウィザードと詳細インストール ウィザードによって、Windows SharePoint Services の Team Foundation Server 拡張機能がインストールされ構成されます。インストール時にチーム ポータルをセットアップしない場合は、詳細インストール ウィザードを使用して、ポータル サーバーの設定を省略できます。

ワークグループ配置

ワークグループに Team Foundation Server を配置する場合は、シングルサーバー配置を使用する必要があります。 ワークグループ環境では、ローカル アカウントをサービス アカウントとして使用できます。

参照

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