タイトル、ID、説明、および履歴 (アジャイル)

[アーティクル]
08/09/2011

[タイトル] フィールドと [ID] フィールドを使用して、リスト内の作業項目を一意に識別します。 [説明] フィールドおよび [履歴] フィールドを使用して、作業項目を実装し、作業項目に対する変更を追跡するために必要な詳細情報を提供します。

作業項目を作成した後に、[ID] を除くこれらの各フィールドを変更できます。作業項目を作成および保存すると、Team Foundation で ID が割り当てられます。この ID は変更できません。

[タイトル]、[ID]、[説明]、および [履歴] の各フィールドは、Microsoft Solutions Framework (MSF) for Agile Software Development v5.0 のプロセステンプレートで提供されるすべての作業項目の種類の情報および変更を追跡するために使用されます。

このトピックの内容

作業項目フォームに表示されるフィールド
リビジョンの追跡をサポートするフィールド
クエリとレポートをサポートする追加のフィールド

作業項目フォームに表示されるフィールド

次の表で、作業項目の詳細情報と作業項目に対して行われた履歴リビジョンの追跡に使用されるフィールドを説明します。データ型と既定のフィールド属性の詳細については、「作業項目フィールドの使用」を参照してください。

フィールド名	説明	参照名	データ型	reportable 型属性の既定値	index 属性の既定値
ID	作業項目に割り当てられる一意の識別子。作業項目 ID は、チームプロジェクトコレクションで定義されたすべてのチームプロジェクトおよび作業項目で一意です。	System.Id	Integer	dimension	True
タイトル	作業項目の内容をまとめた簡単な説明。この説明を参考にして、ユーザーは作業項目をリスト内の他の作業項目と区別できます。	System.Title	String	dimension	True
説明	作業項目の長い説明。このフィールドには、タイトルが提供する作業項目に関する詳細情報が示されます。	System.Description	PlainText	なし	False
履歴	作成後に作業項目に対して行われた変更のレコード。作業項目が更新されるたびに、情報が履歴に追加されます。履歴には、変更日、変更したユーザー、および変更されたフィールドが示されます。書式設定されたテキストを [履歴] フィールドに追加することもできます。	System.History	History	なし	False

リビジョンの追跡をサポートするフィールド

次の表のフィールドを使用してクエリをフィルター処理し、レポートを作成できます。これらのフィールドは、作業項目が変更されるたびに新しい情報で更新されます。これらのフィールドは、作業項目フォームには表示されませんが、作業項目のすべての種類で追跡されます。

フィールド名	説明	参照名	データ型	reportable 型属性の既定値	index 属性の既定値
変更者	最近作業項目を変更したチームメンバーの名前。	System.ChangedBy	String	dimension	True
変更日	作業項目が最近変更された日時。	System.RevisedDate	DateTime	なし	False
バージョン	作業項目の履歴のリビジョンに割り当てられている番号。	System.Rev	Integer	dimension	False

クエリとレポートをサポートする追加のフィールド

次の表のフィールドを使用してクエリをフィルター処理し、レポートを作成できます。次のフィールドは、作業項目フォームには表示されませんが、作業項目のすべての種類で追跡されます。

フィールド名	説明	参照名	データ型	reportable 型属性の既定値	index 属性の既定値
ノード名	この作業項目が所属する親ノードの名前。このフィールドの値は、チームプロジェクトと同じです。	System.NodeName	String	なし	False
チームプロジェクト	この作業項目が属するチームプロジェクト。	System.TeamProject	String	dimension	False
作業項目の種類	作業項目の種類の名前。	System.WorkItemType	String	dimension	True