レイヤー モデリング拡張機能の配置
更新 : 2010 年 6 月
Visual Studio 2010 Premium および Visual Studio 2010 Ultimate のユーザーは、Visual Studio 2010 Ultimate と Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack または Visual Studio 2010 Feature Pack 2 を使用して作成するレイヤー モデリング拡張機能をインストールできます。 インストーラーで正しい要件確認が行われるように、拡張機能をセットアップする必要があります。 詳細については、「Visual Studio Feature Pack」を参照してください。
配置オプションの設定
拡張機能を他のコンピューターにインストールできるようにするには、VSIX プロジェクトの source.vsix.manifest で以下のオプションを設定する必要があります。
注意
レイヤー拡張機能プロジェクト テンプレートを使用してプロジェクトを作成した場合は、これらのオプションは既に設定されています。 VSIX プロジェクトを別に作成した場合は、以下の変更を行う必要があります。
[サポートされている Visual Studio エディション] は、Visual Studio 2010 Premium と Visual Studio 2010 Ultimate の一方または両方に設定する必要があります。
VSIX References (VSIX 参照) には、Visualization and Modeling Feature Pack および Feature Pack 2 に含まれる Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack ランタイムを含める必要があります。
VSIX References (VSIX 参照) の一覧を使用して、インストーラーは指定された拡張機能が対象のコンピューターにインストールされていることを確認します。 参照を組み込む別の方法が 2 つあります。
参照リンクを使用する。 拡張機能のインストールをユーザーが試みた場合、インストーラーはランタイムが既にインストールされているかどうかを検証します。 インストールされていない場合は、ランタイムのインストール ページへのハイパーリンクを含むメッセージが表示されます。
ペイロードを使用する。 ユーザーが拡張機能をインストールすると、インストーラーは、ランタイムがまだインストールされていない場合は、最初にランタイムをインストールします。
ランタイムへの参照リンクを設定するには
source.vsix.manifest で [参照の追加] をクリックします。
[Select Installed Extension] (インストール済み拡張機能の選択) をクリックします。
その Feature Pack のランタイムを選択します。
ランタイムをペイロードとして拡張機能のインストーラーに含めるには
source.vsix.manifest で [参照の追加] をクリックします。
[Add Payload to VSIX] (ペイロードを VSIX に追加) をクリックします。
省略記号 [...] ボタンをクリックします。 ダイアログ ボックスで次の場所を参照します。
Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack がインストールされている場合:
%LocalAppData%\Microsoft\VisualStudio\10.0\Extensions\Microsoft\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime\1.0\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime.vsix
注意
%LocalAppData% は、通常は <ドライブ名>:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local です。 Windows XP または Windows 2003 では、%LocalAppData% の代わりに %AppData% を使用します。
または
Visual Studio 2010 Feature Pack 2 がインストールされている場合:
...\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\Extensions\Microsoft\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime\1.0\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime.vsix
拡張機能のインストール
拡張機能をコンパイルすると VSIX ファイルが作成され、これを他のコンピューターにインストールできます。 また、このファイルを開発用コンピューターにインストールし、Visual Studio のメイン インスタンスで拡張機能を使用できるようにすることもできます。
拡張機能をインストールするには
source.vsix.manifest を含むプロジェクトで、Windows エクスプローラーを使用して bin\* を開きます。
拡張機能をインストールするコンピューターに *.vsix ファイルをコピーします。
インストール先のコンピューターの Windows エクスプローラーで *.vsix をダブルクリックします。
VSIX インストーラーが起動します。
拡張機能をアンインストールするには
Visual Studio で、[ツール] メニューの [拡張機能マネージャー] をクリックします。
拡張機能の名前をクリックし、[アンインストール] をクリックします。
Team Foundation ビルド サーバーへの拡張機能のインストール
通常、Team Foundation ビルド サーバーには Visual Studio はインストールされていないので、VSIX をダブルクリックしてインストールすることはできません。 Team Foundation ビルド のインストールには VSIX 拡張機能を実行できるコンポーネントがいくつか含まれますが、拡張機能のインストールは手動で行う必要があります。
レイヤー拡張機能を Team Foundation ビルド サーバーにインストールするには
次の VSIX ファイルを開発用コンピューターから Team Foundation ビルド コンピューターにコピーします。
Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack がインストールされている場合:
次の場所から Feature Pack ランタイムをコピーします: %LocalAppData%\Microsoft\VisualStudio\10.0\Extensions\Microsoft\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime\1.0\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime.vsix
注意
%LocalAppData% は、通常は <ドライブ名>:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local です。 Windows XP または Windows 2003 では、%LocalAppData% の代わりに %AppData% を使用します。
または
Visual Studio 2010 Feature Pack 2 がインストールされている場合:
次の場所から Feature Pack ランタイムをコピーします: ...\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\Extensions\Microsoft\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime\1.0\Visualization and Modeling Feature Pack Runtime.vsix
次の場所からコンパイル済みの VSIX:
YourVSIXProjectName\bin\*\*.vsix
Team Foundation ビルド コンピューターで、VSIX ファイルを次のいずれかの場所に格納します。
すべてのユーザーおよびサービスを対象にインストールする場合:
%ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\Extensions\Microsoft
Team Foundation ビルド を実行するネットワーク サービスだけを対象にインストールする場合:
%WinDir%\ServiceProfiles\NetworkService\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\10.0\Extensions\Microsoft
Team Foundation ビルド が特定のユーザーとして対話モードで実行されるように構成されており、そのユーザーだけを対象にインストールする場合:
%LocalAppData%\Microsoft\VisualStudio\10.0\Extensions\Microsoft
注意
%LocalAppData% は、通常は <ドライブ名>:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local です。 Windows XP または Windows 2003 では、%LocalAppData% の代わりに %AppData% を使用します。
各 VSIX ファイルを同じ場所のフォルダーに展開します。
ファイル名の拡張子を .vsix から .zip に変更します。
.zip ファイルの内容をフォルダーに抽出します。
.zip ファイルを削除します。
Team Foundation ビルド を再起動します。
履歴の変更
日付 |
履歴 |
理由 |
---|---|---|
2010 年 6 月 |
AppData および LocalAppData について明記。 |
カスタマー フィードバック |
2010 年 12 月 |
Visual Studio 2010 Feature Pack 2 用に更新。 |
情報の拡充 |