テキスト モードとバイナリ モードのファイル入出力

ファイル入出力操作は、ファイルを開いたときのモードに応じて、テキスト モードとバイナリ モードの 2 つの変換モードのどちらかで行われます。 データ ファイルは通常、テキスト モードで処理されます。 ファイル変換モードを制御するには、次の方法があります。

  • 現在の既定の設定を維持したまま、特定のファイルを開くときだけ別のモードを指定できます。

  • _set_fmode 関数を使用して、新しく開いたファイルの既定のモードを変更できます。 _get_fmode を使用して、現在の既定のモードを検索します。 既定の初期設定はテキスト モード (_O_TEXT) です。

  • プログラム中でグローバル変数 _fmode を設定して、既定の変換モードを直接変更できます。 この変数の値は、_set_fmode 関数で設定しますが、直接設定することもできます。

_openfopenfopen_sfreopenfreopen_s_fsopen_sopen_s などのファイル オープン関数を呼び出すときに、_set_fmode 関数に適切な引数を指定することによって、_fmode の現在の既定の設定をオーバーライドできます。 既定では、stdin、stdout、および stderr の各ストリームは、必ずテキスト モードで開かれます。これらのファイルを開くときには、既定のモードもオーバーライドできます。 ファイルをいったん開いた後でファイル記述子を使用して変換モードを変更するには、_setmode を使用します。

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