Visual C++ プログラミング手順

ここでは、C++ プログラミングに関する概念およびタスク ベースのトピックについて説明します。

Visual C++ の一般的な用途は Windows 用のプログラムをデザインすることです。 Windows のプログラミングは個別に扱う必要のあるトピックです。 ウィンドウのコーディングでは、注意が必要な点が多数あります。 たとえば、マネージ コードとネイティブ コードには違いがあります。 ネイティブ コードはコンピューター プロセッサによって直接実行されますが、マネージ コードは共通言語ランタイム (CLR: Common Language Runtime) によって実行されます。

Windows 向けのプログラミングでは、ウィンドウ ハンドル、メッセージ、および例外を考慮する必要があります。 ウィンドウのメッセージや例外の処理は、各種のウィンドウが相互に通信する方法を表しています。 MFC には、ウィンドウの通信を簡単に処理できるようにする便利なラッパーが用意されています。

C++ プログラマの多くは次の領域に注目しています。

  • Windows プログラミング

  • 共通オブジェクト モデル (COM: Common Object Model)

  • ATL (Active Template Library) や MFC (Microsoft Foundation Class) などのライブラリ

  • マネージ コードおよび .NET プログラミング

ここでは、C++ プログラミングに関する概念およびタスク ベースのトピックについて説明します。

このセクションの内容

  • データ アクセス (C++)
    Visual C++ でのデータベース プログラミングに使用できるテクノロジについて説明します。

  • DLL
    DLL を作成する方法について説明します。

  • Character Sets
    国際市場向け C++ アプリケーションの開発について説明します。

  • マルチスレッド
    同時に実行する複数の並列実行スレッドを管理および使用する方法について説明します。

  • ネイティブと .NET の相互運用性
    マネージ構造とアンマネージ構造が共存して相互運用できる相互運用機能について説明します。

参照

その他の技術情報

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