リスト、選択リスト、およびグローバルリストの定義と使用

[アーティクル]
08/09/2011

更新 : 2011 年 1 月

ユーザーがドロップダウンメニューから指定できる一連のフィールド値を列挙できます。さまざまな種類のリストを指定できます。これらのリストは "選択リスト" とも呼ばれます。リストを組み合わせたり、リストを適用するユーザーを制限したりできます。また、どのような場合に作業項目フォームにリストを表示するかについて条件を設定することもできます。定義できるリストの種類は次のとおりです。

許可値: 作業項目フォームのフィールドリストおよびクエリエディターに表示される値のリストを定義します。ユーザーは、これらの値のいずれかを指定する必要があります。
推奨値: 作業項目フォームのフィールドリストおよびクエリエディターに表示される推奨値のリストを定義します。ユーザーは、推奨値以外の値を指定することもできます。
禁止値: フィールドに指定できない値のリストを定義します。フィールドに禁止値が設定されている場合は、ユーザーは作業項目を保存できません。
グローバルリスト: すべての作業項目の種類およびチームプロジェクトコレクションのすべてのチームプロジェクトで使用できる一連の値を列挙します。

選択リストを指定できるのは、対象のフィールドのデータ型が Integer または String である場合だけです。

一般的なタスク

タスク	関連トピック
許可値、推奨値、および禁止値のリストを指定する。 ALLOWEDVALUES、SUGGESTEDVALUES、PROHIBITEDVALUES の各要素を使用して、ユーザーが指定できる値を定義できます。	選択リストの定義
グローバルリストを使用してリストを共有する。作業項目の追跡に使用する GLOBALLIST オブジェクトを定義して型定義に追加することにより、複数の作業項目の種類でリスト値を共有できます。	グローバルリストの定義
リストを展開し、グループを除外する。配布リストを展開して個々のメンバーを表示するか、オプションで expanditems 属性と filteritems 属性を使用してリストをフィルター処理するかを制御できます。	リスト項目の展開とリストからのグループの除外
グローバルリストを作成して使用する。 XML ファイルを定義してチームプロジェクトコレクションにインポートすることにより、グローバルリストを作成します。グローバルリストを作業項目の種類に追加するには、GLOBALLIST 要素を型定義に追加します。	グローバルリストの追加、使用、および管理
複数の異なる種類のリストを組み合わせる。 ALLOWEDVALUES、SUGGESTEDVALUES、および PROHIBITEDVALUES の各要素をリスト定義で組み合わせることで、複数の異なる種類のリストを使用できます。	リストの種類の組み合わせ

タスク	関連トピック
グローバルリストを表示、エクスポート、インポート、および削除する。 witadmin コマンドラインツールを使用して、チームプロジェクトコレクションのグローバルリストを管理できます。	作業項目の種類のグローバルリストの管理 [witadmin]