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ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを完成すると、Windows アプリケーションの既存のデータ バインド フォームに新しいクエリ (通常はパラメーター クエリ) が追加されます。 新しいクエリを指定のテーブルに追加したり、パラメーター値をフォームで入力するためのコントロールを追加することも、これに含まれます (クエリを実行するボタンもフォームに追加されます)。

パラメーター クエリは、クエリ内の WHERE 句の条件を満たすデータを返します。 たとえば、顧客一覧をパラメーター化して、顧客の一覧を返す SQL ステートメントの最後に WHERE City = @City を追加すると、特定の都市の顧客のみを表示できます。 WHERE 句には、クエリを実行する際に満たさなければならない条件を定義します。 SELECT * FROM Customers は Customers テーブル内のすべてのレコードを返し、SELECT * FROM Customers WHERE City = @City は City 列が @City パラメーターの値に等しいレコードのみを返します。 適切な WHERE 句をクエリの最後に追加します。

一般的な WHERE 句を次に示します。

SELECT * FROM Employees WHERE CompanyName like @CompanyName
SELECT * FROM Employees WHERE (LastName = @Lname) and (FirstName = @Fname)

注意

パラメーター プレースホルダーの構文は、データ ソースによって異なります。 この例は、SQL Server データ ソースのプレースホルダー (@paramname) を示しています。 System.Data.OleDb パラメーターと System.Data.Odbc パラメーターの代わりに疑問符 (?) プレースホルダーを使います (WHERE CompanyName like ?)。

このダイアログ ボックスを表示するには、スマート タグの [クエリの追加] をクリックするか、[データ] メニューの [クエリの追加] をクリックします。

このダイアログ ボックスを使用すると、次の操作を行うことができます。

ユーザー インターフェイス要素の一覧

  • [データ ソース テーブルを選択してください]
    クエリを追加するテーブルをプロジェクトの利用可能なテーブルのドロップダウン リストから選択します。

  • [データを読み込むパラメーター付きクエリを選択してください]
    新規または既存のパラメーター クエリを選択します。

  • [新しいクエリ名]
    新しいパラメーター クエリの名前を入力します。

  • [既存のクエリ名]
    選択したデータ ソース テーブルに対して利用可能なクエリのドロップダウン リストからクエリを選択します。

  • [クエリ テキスト]
    ボタンがクリックされたときに実行する SQL ステートメントを入力します。

    注意

    ウィザードには、SQL クエリを作成するためのビジュアル ツールであるクエリ ビルダーが用意されています。

  • [クエリ ビルダー]
    SQL クエリを作成するためのビジュアル ツールであるクエリ ビルダーが開きます。 詳細については、「クエリおよびビュー デザイナー ツール」を参照してください。

参照

処理手順

チュートリアル: Windows フォームでのデータの表示

方法: パラメーター クエリを Windows フォーム アプリケーションに追加する

チュートリアル: データを検索する Windows フォームの作成

概念

Visual Studio でのデータへの Windows フォーム コントロールのバインド

Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド

その他の技術情報

Visual Studio でのデータへの接続

アプリケーションでデータを受け取る準備

アプリケーションへのデータのフェッチ

アプリケーションでのデータ編集

データの検証

データの保存