feof

[アーティクル]
08/09/2011

ストリームでファイルの終端に達したかどうかを確認します。

int feof( 
   FILE *stream 
);

パラメーター

stream
FILE 構造体へのポインター。

戻り値

feof 関数は、ファイルの終端を越えて読み取り操作を実行した場合は 0 以外の値を返し、それ以外の場合は 0 を返します。ストリームポインターが NULL の場合、「パラメーターの検証」に説明されているように、この関数は無効なパラメーターハンドラーを呼び出します。実行の継続が許可された場合、errno が EINVAL に設定され、feof は 0 を返します。

エラーコードの詳細については、「_doserrno、errno、_sys_errlist、および _sys_nerr」を参照してください。

解説

feof ルーチンは関数とマクロの両方として実装され、stream の終端を越えたかどうかを判別します。ファイルの終端を越えた後で読み出し操作が行われると、ストリームが閉じられるか、ストリームに対して rewind、fsetpos、fseek、または clearerr が呼び出されるまで、EOF (end-of-file) インジケーターが返されます。

たとえば、10 バイトのファイルを 10 バイト読み出した場合、ファイルポインターはファイルの終端にありますが、終端を越えていないので、feof は 0 を返します。 11 バイト目を読み出そうとすると、feof は初めて 0 以外の値を返します。

必要条件

機能	必須ヘッダー
feof	<stdio.h>

互換性の詳細については、「C ランタイムライブラリ」の「互換性」を参照してください。

使用例

// crt_feof.c
// This program uses feof to indicate when
// it reaches the end of the file CRT_FEOF.TXT. It also
// checks for errors with ferror.
//

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>

int main( void )
{
   int  count, total = 0;
   char buffer[100];
   FILE *stream;

   fopen_s( &stream, "crt_feof.txt", "r" );
   if( stream == NULL )
      exit( 1 );

   // Cycle until end of file reached:
   while( !feof( stream ) )
   {
      // Attempt to read in 100 bytes:
      count = fread( buffer, sizeof( char ), 100, stream );
      if( ferror( stream ) )      {
         perror( "Read error" );
         break;
      }

      // Total up actual bytes read
      total += count;
   }
   printf( "Number of bytes read = %d\n", total );
   fclose( stream );
}