undefined プロパティ
undefined の値を返します。
undefined
解説
undefined プロパティは Global オブジェクトのメンバーで、スクリプト エンジンが初期化されたときに使用できるようになります。 変数を宣言し、初期化していない場合、その値は undefined になります。
変数を宣言していない場合、その変数と undefined は比較できません。ただし、その変数の型と文字列 "undefined" は比較できます。
undefined プロパティは、変数に undefined を明示的に設定するときまたはテストするときに便利です。
注意
宣言されていない変数を使用するプログラムをコマンド ラインからコンパイルするには、/fast- を使用して fast オプションをオフにする必要があります。 プログラムを高速モードで実行している場合、宣言されていない変数は使用できません。 ASP.NET で fast オプションをオフにするのは安全ではありません。スレッド処理に関する問題が発生する場合があります。
使用例
var declared;
if (declared == undefined)
print ("declared has not been given a value");
else
print ("declared has been given a value");
print ("typeof declared is " + typeof(declared));
// An undeclared variable cannot be compared to undefined,
// so the next line would generate an error.
// if (notDeclared == undefined) ;
print ("typeof notDeclared is " + typeof(notDeclared));
このコードによって、次のような出力が生成されます。
declared has not been given a value
typeof declared is undefined
typeof notDeclared is undefined