BSCMAKE コマンド ライン

BSCMAKE を実行するには、次のコマンド ライン構文を使用します。

BSCMAKE [options] sbrfiles

オプションは、コマンド ラインの options フィールドだけで指定できます。

sbrfiles フィールドでは、コンパイラまたはアセンブラーで作成された .sbr ファイルを指定します。複数の .sbr ファイルの名前は、スペースまたはタブで区切ります。拡張子は必ず指定します。既定の拡張子はありません。ファイル名では、パスを指定できます。また、オペレーティング システムのワイルドカード (* および ?) も使用できます。

インクリメンタル ビルドでは、最初のビルドには含まれていない新しい .sbr ファイルを指定できます。ブラウザー情報ファイルですべての情報を維持するには、.bsc ファイルを作成するために使用したすべての .sbr ファイル (切り捨てられたファイルを含む) を指定する必要があります。.sbr ファイルを省くと、そのファイルの情報がブラウザー情報ファイルから削除されます。

完全ビルドの場合は、切り捨てられている .sbr ファイルを指定しないでください。完全ビルドでは、指定されたすべての .sbr ファイルからの情報が必要です。完全ビルドを実行する前には、プロジェクトを再コンパイルし、空のファイルで新しい .sbr ファイルを作成します。

BSCMAKE を実行して 3 つの .sbr ファイルから MAIN.bsc というファイルをビルドする場合は、次のコマンドを実行します。

BSCMAKE main.sbr file1.sbr file2.sbr

関連情報については、「BSCMAKE コマンド ファイル (応答ファイル)」および「BSCMAKE オプション」を参照してください。

参照

関連項目

BSCMAKE リファレンス