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方法: プロシージャから値を返す (Visual Basic)

Function プロシージャは、 Return ステートメントを実行したとき、または Exit Function ステートメントか End Function ステートメントを実行したときに、呼び出し元のコードに値を返します。

Return ステートメントを使って値を返すには

  1. プロシージャのタスクが完了するポイントに Return ステートメントを記述します。

  2. キーワード Return に続けて、呼び出し元のコードに返す値を取得する式を定義します。

  3. 同じプロシージャ内に、複数の Return ステートメントを定義できます。

    次の Function プロシージャは、直角三角形の最も長い辺 (斜辺) を計算し、結果を呼び出し元のコードに返します。

    Function hypotenuse(ByVal side1 As Single, ByVal side2 As Single) As Single
        Return Math.Sqrt((side1 ^ 2) + (side2 ^ 2))
    End Function
    

    hypotenuse を呼び出す一般的な例は次のようになります。このコードは戻り値を格納します。

    Dim testLength, testHypotenuse As Single
    testHypotenuse = hypotenuse(testLength, 10.7)
    

Exit Function または End Function を使用して値を返すには

  1. Function プロシージャ内の少なくとも 1 か所で、値をプロシージャ名に代入します。

  2. Exit Function ステートメントまたは End Function ステートメントを実行すると、Visual Basic は直前にプロシージャ名に代入された値を返します。

  3. 同じプロシージャに複数の Exit Function ステートメントを定義できます。また、Return ステートメントと Exit Function ステートメントを同じプロシージャに混在させることもできます。

  4. Function プロシージャには、End Function ステートメントを 1 つだけ定義できます。

    詳細および使用例については、「Function ステートメント (Visual Basic)」の「戻り値」を参照してください。

参照

処理手順

方法: 値を返すプロシージャを作成する (Visual Basic)

方法: 値を返すプロシージャを呼び出す (Visual Basic)

関連項目

Function ステートメント (Visual Basic)

Return ステートメント (Visual Basic)

概念

Visual Basic におけるプロシージャ

Sub プロシージャ (Visual Basic)

Property プロシージャ (Visual Basic)

演算子プロシージャ (Visual Basic)

プロシージャのパラメーターと引数 (Visual Basic)