/target:module (C# コンパイラ オプション)
このオプションは、コンパイルでアセンブリ マニフェストを生成しない場合に使用します。
/target:module
解説
既定では、このオプションを使用してコンパイルした出力ファイルの拡張子は netmodule になります。
アセンブリ マニフェストを持たないファイルは、.NET Framework 共通言語ランタイムで読み込むことができません。ただし、アセンブリ マニフェストを持たないファイルは、/addmodule を使用してアセンブリのアセンブリ マニフェストに組み込むことができます。
1 回のコンパイルで複数のモジュールが作成される場合、あるモジュールの internal 型をコンパイル中の他のモジュールで利用できます。あるモジュールのコードが別のモジュールの internal 型を参照する場合は、/addmodule を使用して両方のモジュールを 1 つのアセンブリ マニフェストに組み込む必要があります。
Visual Studio 開発環境では、モジュールの作成はサポートされていません。
このコンパイラ オプションをプログラムで設定する方法については、「OutputType」を参照してください。
使用例
in.cs をコンパイルし、in.netmodule を作成するには、次のコードを使用します。
csc /target:module in.cs