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ライブラリ メンバーの抽出

LIB では、既存のライブラリのメンバーからオブジェクト (.obj) ファイルを作成できます。メンバーを抽出するには、次の構文を使用します。

LIB library /EXTRACT:member /OUT:objectfile

このコマンドでは、objectfile という名前の .obj ファイルが作成されます。この内容は、library で指定したライブラリの member というメンバーのコピーです。メンバー名 (member) では、大文字と小文字が区別されます。1 つのコマンドで抽出できるメンバーは 1 つだけです。既定の出力名はないので、/OUT オプションを必ず指定します。指定したフォルダー (objectfile でフォルダーを指定しなかった場合は現在のフォルダー) に objectfile と同じ名前のファイルがあると、出力ファイルで上書きされます。

参照

関連項目

LIB リファレンス