Share via


方法: プロパティから値を取得する (Visual Basic)

プロパティの値を取得するには、式にプロパティ名を含めます。

値を取得するのはプロパティの Get プロシージャですが、このプロシージャの名前を指定して呼び出すのではありません。プロパティは、変数を使用するときと同じように使用します。すると、Visual Basic がプロパティのプロシージャを呼び出します。

プロパティから値を取得するには

  1. プロパティ名を、変数名と同様に式の中で使用します。プロパティは、変数や定数を使用できる場所で使用できます。

    または

    代入ステートメントの等号 (=) 記号の後ろにプロパティ名を使用します。

    次の例は、Visual Basic の Now プロパティの値を読み込みます。Get プロシージャが暗黙的に呼び出されています。

    Dim ThisMoment As Date
    ' The following statement calls the Get procedure of the Visual Basic Now property.
    ThisMoment = Now
    
  2. プロパティが引数を受け取る場合、プロパティ名に続けて、かっこで囲んだ引数リストを指定します。指定する引数がない場合は、かっこを省略することもできます。

  3. かっこ内の引数リストに、引数をコンマで区切って指定します。引数は、プロパティがパラメーターを定義したのと同じ順序で渡します。

プロパティの値は、変数や定数を指定した場合と同じように式の中で使用されます。式の結果は、代入ステートメントの左側にある変数またはプロパティに格納されます。

参照

処理手順

方法: プロパティを作成する (Visual Basic)

方法: 複数のアクセス レベルを持つプロパティを宣言する (Visual Basic)

方法: プロパティ プロシージャを呼び出す (Visual Basic)

方法: 既定のプロパティを宣言して呼び出す (Visual Basic)

方法: プロパティに値を格納する (Visual Basic)

関連項目

Property ステートメント

概念

Visual Basic におけるプロシージャ

Property プロシージャ (Visual Basic)

プロシージャのパラメーターと引数 (Visual Basic)

Visual Basic のプロパティと変数の違い