方法 : ストアド プロシージャや関数にマップされる DataContext メソッドを作成する (O/R デザイナー)

  • [アーティクル]

ストアド プロシージャと関数は、O/R デザイナーに DataContext のメソッドとして追加できます。メソッドを呼び出して必要なパラメーターを渡すと、データベースでストアド プロシージャまたは関数が実行され、DataContext メソッドの戻り値の型のデータが返されます。DataContext メソッドの詳細については、「DataContext メソッド (O/R デザイナー)」を参照してください。

注意注

ストアド プロシージャを使用して、エンティティ クラスからデータベースに変更が保存されたときに挿入、更新、および削除を実行する既定の LINQ to SQL ランタイムの動作をオーバーライドすることもできます。詳細については、「方法 : 更新、挿入、および削除を実行するストアド プロシージャを割り当てる (O/R デザイナー)」を参照してください。

DataContext メソッドの作成

サーバー エクスプローラーまたはデータベース エクスプローラーから O/R デザイナーにストアド プロシージャをドラッグすることで、DataContext のメソッドを作成できます。

注意注

生成される DataContext メソッドの戻り値の型は、O/R デザイナーでストアド プロシージャまたは関数をドロップする場所によって異なります。既存のエンティティ クラスに項目を直接ドロップすると、そのエンティティ クラスを戻り値の型とする DataContext メソッドが作成されます。O/R デザイナーの空の領域に項目をドロップすると、自動生成された型を返す DataContext メソッドが作成されます。DataContext メソッドをメソッド ペインに追加した後に、その戻り値の型を変更できます。DataContext メソッドの戻り値の型を確認または変更するには、[プロパティ] ウィンドウでメソッドを選択し、[Return Type] プロパティを調べます。詳細については、「方法 : DataContext メソッドの戻り値の型を変更する (O/R デザイナー)」を参照してください。

自動生成された型を返す DataContext メソッドを作成するには

  1. サーバー エクスプローラーまたはデータベース エクスプローラーで、作業中のデータベースの [ストアド プロシージャ] ノードを展開します。

  2. 目的のストアド プロシージャを探し、O/R デザイナーの空の領域にドラッグします。

    自動生成された戻り値の型で DataContext メソッドが作成され、[メソッド] ペインに表示されます。

エンティティ クラスを戻り値の型とする DataContext メソッドを作成するには

  1. サーバー エクスプローラーまたはデータベース エクスプローラーで、作業中のデータベースの [ストアド プロシージャ] ノードを展開します。

  2. 目的のストアド プロシージャを探し、O/R デザイナーの既存のエンティティ クラスにドラッグします。

    選択したエンティティ クラスを戻り値の型として DataContext メソッドが作成され、[メソッド] ペインに表示されます。

注意注

既存の DataContext メソッドの戻り値の型を変更する方法については、「方法 : DataContext メソッドの戻り値の型を変更する (O/R デザイナー)」を参照してください。

関連項目

タスク

チュートリアル : LINQ to SQL クラスの作成 (O/R デザイナー)

方法 : C# で LINQ クエリを作成する

概念

DataContext メソッド (O/R デザイナー)

Visual Basic における LINQ の概要

その他の技術情報

オブジェクト リレーショナル デザイナー (O/R デザイナー)

LINQ to SQL [LINQ to SQL]