方法 : O/R デザイナーで生成されたコードを拡張する

O/R デザイナーで生成されたコードは、デザイナー サーフェイスでエンティティ クラスやその他のオブジェクトに変更を加えた場合に再生成されます。このコードの再生成により、通常、生成されたコードに追加したコードは、デザイナーがコードを再生成するときに上書きされます。O/R デザイナーには、上書きされないコードを追加できる部分クラス ファイルの生成機能が用意されています。O/R デザイナーで生成されたコードに独自のコードを追加する例の 1 つとして、LINQ to SQL (エンティティ) クラスへのデータ検証の追加があります。詳細については、「方法 : エンティティ クラスに検証を追加する」を参照してください。

エンティティ クラスへのコードの追加

部分クラスを作成し、エンティティ クラスにコードを追加するには

  1. O/R デザイナーで LINQ to SQL クラス ファイル (.dbml ファイル) を開くか、新しく作成します (ソリューション エクスプローラーまたはデータベース エクスプローラーで、.dbml ファイルをダブルクリックします)。

  2. O/R デザイナーで、検証を追加するクラスを右クリックし、[コードの表示] をクリックします。

    コード エディターが開き、選択したエンティティ クラスの部分クラスが表示されます。

  3. エンティティ クラスの部分クラス宣言内にコードを追加します。

DataContext へのコードの追加

部分クラスを作成し、DataContext にコードを追加するには

  1. O/R デザイナーで LINQ to SQL クラス ファイル (.dbml ファイル) を開くか、新しく作成します (ソリューション エクスプローラーまたはデータベース エクスプローラーで、.dbml ファイルをダブルクリックします)。

  2. O/R デザイナーで、デザイナーの空の領域を右クリックし、[コードの表示] をクリックします。

    コード エディターが開き、DataContext の部分クラスが表示されます。

  3. DataContext の部分クラス宣言内にコードを追加します。

関連項目

タスク

チュートリアル : LINQ to SQL クラスの作成 (O/R デザイナー)

チュートリアル : エンティティ クラスへの検証の追加

概念

O/R デザイナーの概要

その他の技術情報

LINQ to SQL [LINQ to SQL]