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Visual Studio でのデータベースおよびデータ層アプリケーションの作成と管理

重要 : 重要

Visual Studio の旧バージョンに含まれるデータベース プロジェクトは SQL Server 2012 のツールで提供されます。詳細については、SQL Server の開発者ツール" "を参照してください。

データベース プロジェクトを使用すると、新しいデータベースや新しいデータ層アプリケーション (DAC) を作成したり、既存のデータベースやデータ層アプリケーションを更新したりできます。データベース プロジェクトでも DAC プロジェクトでも、マネージ コードやネイティブ コードの場合とほぼ同じ方法で、データベース開発作業にバージョン管理やプロジェクト管理の手法を適用できます。DAC プロジェクト、データベース プロジェクト、またはサーバー プロジェクトを作成し、それをバージョン管理することによって、開発チームがデータベースやデータベース サーバーに加えた変更を管理できます。チームのメンバーは、ファイルをチェックアウトし、サンドボックスと呼ばれる分離開発環境でファイルに変更を加え、ビルドし、テストしてから、その変更を他のメンバーと共有できます。コードの品質を確実に維持できるように、チームがデータベースの特定のリリースに加えたすべての変更をステージング環境で完成させ、テストしたうえで、稼動環境に配置することができます。

データ層アプリケーションでサポートされるデータベース機能の一覧については、Microsoft Web サイト データ層アプリケーションでサポートされている機能 の" "を参照してください。データ層アプリケーションでサポートされない機能をデータベースで使用する場合は、データベース プロジェクトを使用して、データベースに加える変更を管理する必要があります。

共通の概要タスク

高度なタスク

関連する参照先

データ層アプリケーションの開発の開始: SQL Server 2008 R2 で導入された新しい概念である DAC には、SQL Server データベースの定義と、クライアント サーバー アプリケーションや 3 階層アプリケーションが使用する、サポートされるインスタンス オブジェクトが含まれています。DAC には、テーブルやビューなどのデータベース オブジェクトと、ログインなどのインスタンス エンティティが含まれています。Visual Studio を使用して DAC プロジェクトを作成し、DAC パッケージ ファイルをビルドし、その DAC パッケージ ファイルをデータベース管理者に送って、SQL Server データベース エンジンのインスタンスに配置してもらうことができます。

反復的なデータベース開発の実行: 開発者やテスト担当者は、プロジェクトの一部をチェックアウトしてから、分離開発環境でそれらを更新します。このような環境を使用することで、チームの他のメンバーに影響を及ぼさずに変更をテストできます。変更が完了したら、ファイルをバージョン管理に戻します。チームの他のメンバーは、バージョン管理からそれらの変更を取得してビルドし、テスト サーバーに配置できます。

プロトタイプ作成、テスト結果の検証、およびデータベース スクリプトとオブジェクトの変更: Transact-SQL エディターを使用して、これらの一般的なタスクを実行できます。