コマンド ラインでのビルド

Visual C++ には、コマンド プロンプトでアプリケーションをビルドするプログラマのためのコマンド ライン ツールが用意されています。Visual C++ で作成したプロジェクトをコマンド ラインでビルドする場合は、次のいずれかのユーティリティを使用できます。

  • CL
    コンパイラ (cl.exe) は、ソース コード ファイルをコンパイルおよびリンクするために使用します。

  • Link
    リンカー (link.exe) は、コンパイルされたオブジェクト ファイルをリンクするために使用します。

  • MSBuild (Visual C++)
    MSBuild は、コマンド ラインから Visual C++ プロジェクトおよび Visual Studio ソリューションをビルドするために使用します。このユーティリティを呼び出すことは、[プロジェクトのビルド] コマンドまたは [ソリューションのビルド] コマンドを Visual Studio 統合開発環境から実行することと同じです。

  • DEVENV
    DEVENV は、Visual Studio IDE を表示せずに特定のビルド コマンドを実行するために、/Build/Clean などのコマンド ライン スイッチと組み合わせて使用します。

  • NMake
    NMake は、Visual C++ プロジェクトをビルドするタスクを自動化するために使用します。

コマンド ラインからビルドする場合でも、開発環境を起動して [ヘルプ] メニューの [検索] をクリックすることで、警告、エラー、およびメッセージに関するヘルプを表示できます。

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関連項目

参照

その他の技術情報

Building C/C++ Programs