/O オプション (コードの最適化)

/O オプションは、実行速度を最大化またはプログラム サイズを最小化するコードの作成に役立つさまざまな最適化処理を制御します。

  • /O1 は、コード サイズを最小化します。

  • /O2 は、実行速度を最大化します。

  • /Ob は、関数のインライン展開を制御します。

  • /Od は、最適化を無効にして、コンパイルの高速化およびデバッグの簡素化を実現します。

  • /Og は、グローバル最適化を有効にします。

  • /Oi は、関数呼び出し用の組み込み関数を生成します。

  • /Os は、実行速度よりもサイズの最小化のための最適化処理を優先します。

  • /Ot は、サイズの最小化よりも実行速度のための最適化処理を優先します。これは既定の設定です。

  • /Ox は、最大限の最適化を選択します。

  • /Oy を指定すると、呼び出し履歴にフレーム ポインターが作成されないため、関数呼び出しが速くなります。

解説

1 つのオプション ステートメントに複数の /O オプションを組み合わせることもできます。たとえば、/Odi は /Od /Oi と同じです。

参照

関連項目

コンパイラ オプション

コンパイラ オプションの設定