UShort 型 (Visual Basic)

0 ~ 65,535 の範囲の、16 ビット (2 バイト) の符号なし整数値を格納します。

解説

UShort データ型は、Byte を使うには大きすぎるバイナリ データを格納する際に使用します。

UShort の既定値は 0 です。

プログラミングのヒント

  • **負の数。**UShort 型は符号を持たないので、負の数を表現できません。UShort 型を評価する式で単項マイナス演算子 (-) を使用すると、Visual Basic では、最初に式が Integer 型に変換されます。

  • **CLS への準拠。**UShort データ型は、共通言語仕様 (CLS: Common Language Specification) の一部ではありません。したがって、CLS 準拠のコードでは、このデータ型を使用しているコンポーネントを使用できません。

  • **拡大変換。**UShort データ型は、Integer、UInteger、Long、ULong、Decimal、Single、および Double に拡大変換されます。これは、System.OverflowException エラーを発生させることなく、これらの型のいずれかに UShort を変換できることを意味します。

  • **型宣言文字。**あるリテラルにリテラルの型文字 US を付けると、そのリテラルは UShort に変換されます。UShort には識別子の型文字はありません。

  • Framework のデータ型。.NET Framework において対応する型は、System.UInt16 構造体です。

参照

処理手順

方法: 符号なしの型を使用する Windows の機能を呼び出す (Visual Basic)

関連項目

データ型の概要 (Visual Basic)

UInt16

データ型変換関数 (Visual Basic)

変換の概要 (Visual Basic)

概念

データ型の有効な使用方法 (Visual Basic)